【中学受験の塾選び】エルカミノの特徴と費用(2023年度版)

 「中学受験の塾選び」をテーマに、首都圏で人気の大手3塾、さらには、それぞれの特色で生徒数を伸ばす新興3塾について、特徴や費用、カリキュラム、コロナ禍の対応等を紹介する。今回はエルカミノについて見ていこう。

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 「中学受験の塾選び」をテーマに、大手3塾、さらには、それぞれの特色で生徒数を伸ばす新興3塾について、特徴や費用、カリキュラム、コロナ禍の対応等を紹介する。今回はエルカミノについて見ていこう。

エルカミノの指導の特徴

 単に解法を教えるのではなく、自ら解法に気づかせる指導であり、その解法を身に付けて「考える」ことを重視した授業形式をとっている。算数は問題を通してしくみを見つけることを最重要視している。本質をとらえることで応用力を高めていく授業を展開している。

 国語は毎回記述問題に取り組ませて授業内で内容を添削して自分で答えにたどり着くように指導している。理社は暗記する内容を最低限に抑え、覚えたことを身近な事象に紐づけして理解を深める

入塾の時期

 計算力、読解力を高め、学習習慣を定着させるためには低学年のうちに入塾してほしい。それによって小学4年生からの受験勉強をスムーズに開始することができる。

 ただし、ひとりひとりの成長段階により入塾に適する時期は異なるため、早ければ早いほど良いとは一概には言えない。エルカミノでは、まだ入塾には早すぎるお子さんの場合、体験授業時に「こういうことができるようになってから入塾したほうが良いと思う」と伝えるようにしている。

入塾前テストの有無

 小学4~6年生は算数と国語の入塾テストがある。生徒が普段受けているレベルの問題を解いてもらうことで、授業への適性を判断する。

 小学1~3年生は入塾テストはないが、小学4年生に進級するためのテストを小学3年生の秋に実施。いずれのテストも無料で受けられる。

年間費用

 中学受験コース4年生は約55万円、5年生は約86万円、6年生は約117万円(いずれも税込)。なお、費用には、季節講習費やテキスト代、施設費等が含まれる。

 一部の生徒のみが受講する筑駒算数講座や記述対策講座等は含まれない。

 入塾金2万4,200円(税込)が別途必要。

クラス分け

 学年によって異なるが、平均すると1クラスあたり14名前後。クラス分けは6週に1度のテストの成績による。

通塾の頻度と時間帯

4年生は週2日、5・6年生は週3日。
・4年生:週2日 午後5時20分~7時40分
・5年生:週3日 午後5時30分~8時20分
・6年生:週3日 午後5時30分~8時20分

 6年時は筑駒算数講座を受講すれば1日増える。また、秋からは日曜に志望校対策講座を受講すればさらに1日増える。

授業以外のサポート

 保護者会と個人面談を年に複数回実施する。

塾のコロナ対応

 体調がすぐれない場合は、オンライン授業動画を視聴して自宅学習が可能。換気や机のアルコール消毒等、十分に配慮している。

コロナ禍の中学受験について

 生徒数は年々増加傾向にある。それに伴い、コロナ禍以降も新規校舎を開校している。コロナをきっかけに志望校選びに変化があり、長時間電車に乗る必要がある遠方の受験を控える家庭が増えた。

《編集部》

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