2022年度大学入学者選抜の実施方法は、一般選抜約50%、学校推薦型選抜約30%、総合型選抜約20%で、国公私立いずれも2年前の入試より総合型選抜の割合が増していることが、文部科学省が2023年3月31日に公表した「大学入学者選抜の実態の把握および分析等に関する調査研究」で明らかになった。
「大学入学者選抜の実態の把握および分析等に関する調査研究」は、文部科学省の委託を受けたリベルタス・コンサルティングがまとめたもの。大学入試改革に係る大学入試のあり方の検討において、実証的なデータやエビデンスに基づく政策決定の重要性が指摘され、国内の全大学・短期大学が現在実施している入学者選抜の最新動向を網羅的に把握する必要があることから、各大学の入学者選抜について選抜区分ごとに詳細を把握し、状況分析を行った。
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