AI活用、プログラミング教育のこれから…若きトップランナーが見つめるモニターの向こう側の未来

 ChatGPTなどの生成系AIが世間を賑わせている今、小中高生に必要な学びへの姿勢や学習環境とは。AI研究者・起業家・プログラマーと多方面で活躍する若きトップランナーの矢倉大夢さんと宮島衣瑛さんに、教育の変化とBenQアイケアモニターの学習活用アイデアについて聞いた。

教育・受験 高校生
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 ChatGPTなどの生成系AIが世間を賑わせている今、子供たちにはどのような学びと未来が待ち受けているのか不安に感じる保護者も多いことだろう。データサイエンスに関する大学の学部も増加し、IT人材育成推進に拍車がかかる変革期の教育を親はどのようにとらえ、子供たちの学習環境を整えていけば良いだろうか。

 AI研究者・起業家・プログラマーと多方面で活躍する若きトップランナーの矢倉大夢さんと宮島衣瑛さんに、テクノロジーが今後どのように学びを変えていくのか、未来を担う子供たちの学習環境整備の大切さやBenQの最新アイケアモニター「GW2790QT」「GW3290QT」の学習活用アイデアを聞いた。

教育とテクノロジーの接点

--近況を教えてください。

矢倉氏:前回のインタビュー時と同様、筑波大学システム情報工学研究群 博士後期課程に在籍しています。機械学習やAIの分野で新しい使い方を見つけることが研究テーマです。この2月にワシントンDCでAAAI(Association for the Advancement of Artificial Intelligence、AAAI)という世界中の研究者が集まるカンファレンスに1週間ほど参加するなど、日本と海外を行ったり来たりしています。

矢倉大夢さん

宮島氏:私は今、学習院大学大学院に所属しています。人文科学研究科教育学専攻で、いわゆる教育学のドクターの2年です。高校の時から子供たちにプログラミングを教える「CoderDoJo」の運営をしておりまして、2014年、高校2年生の時にTEDxで発表をする機会があり、矢倉さんとはそこでご一緒させていただき、対面では今回のインタビューが8年ぶりの再会です。このTEDxをきっかけに2015年、Innovation Powerという会社を立ち上げ、プログラミング教育の研究開発に携わり、最近はNPO法人の「みんなのコード」で特任研究員として教育学的な観点からプログラミング教育を考え直すプロジェクトを担当しています。

宮島衣瑛さん

矢倉氏:久しぶりに会えて嬉しいですね。

宮島氏:本当に嬉しいです。

--高校生のときに出会ったんですね! TEDxで出会ったとき、お互いどんな印象をおもちでしたか。

宮島氏:私はちょうどプログラマーになりたいと思っていた時期で、一方的に矢倉さんの活躍を知っていたので、プログラミングでこんなに面白いことができるのかと感心していました。

矢倉氏:当時、同年代の人が年下の人にプログラミングを教える例はあまりなかったのですが、宮島さんが小学生にプログラミングを教える活動をしていたのでとても印象に残っています。

--お互いの活動にリスペクトしている関係なのですね。

矢倉氏:その後の「教育」という軸でプログラミングを教える活動も注目しています。コードを実際に教える場をつくって、教育学というフレームワークを使いながら研究している研究者は実は限られています。

宮島氏:技術的なバックボーンをもつ人たちと教育学のバックボーンをもつ人たちは、プログラミング教育の発想が違います。雑な分け方をすれば、理系的な考え方と人文系的な考え方は根本的に違う部分がある。教育は今まで人文科学としてつくられてきていて、うまく技術をアジャストさせないと限界があるように思います。テクノロジーと教育の間を取りもつ人になりたくて研究をしているんです。

矢倉氏:エンジニアリングの人が教育をやると、自分の成功体験をいかに再現させるかを考える場合が多いですよね。教育学の基本的な発想はおそらく相手がいかに成功体験を積めるかで、エンジニアリング側とはその出発点が180度違う。私もどちらかというとエンジニアリング側で考えがちなので、教育側からのアプローチを考えないといけないと、宮島さんの発信を日ごろ拝見しながら思っていました。

宮島氏:ある技術がこんなに面白いということを、エンジニアの人たちは伝えたいのは良くわかります。ただ学校教育は多様な子供を対象としているため、たとえばコンピュータの黒い画面の中で文字が動いているのを見て「こんなに面白い世界がある」と気付く子供はそれほど多くないでしょう。でもプログラミングは大事だと言われている。その子供たちにとって、どうプログラミングが自分事になるのか、教育を通じて伝えていきたいです。

好きなことをしてきて、気が付いたら現在地

-- 宮島さんはどのようにプログラミングに興味をもっていったのでしょうか。

宮島氏:家にはテレビやゲーム、おもちゃや漫画もなく、本とレゴとコンピューターしかありませんでした。そのすべてにはまって、レゴ教室に幼稚園から中学3年生まで通っていました。Scratchなどのプログラミングに触れて、それが楽しくて、ずっとやってきて今に至ります。

-- 小さいころからコンピューターに触れて育ったんですね。

宮島氏:父がコンピューターが好きで、初めて使ったのは小学生のころ、父の古いWindows98でした。レゴの教室ではロボットを作るよりもプログラムでどう解決するかが好きで、中学の時に『ソーシャルネットワーク』という映画を観て、カッコ良い! と思って。「Facebook 作り方 プログラミング言語」と検索して出てきたPHP(スクリプト言語、プログラミング言語の1つ)を学んで、それっぽいものを作って遊んでいました。CoderDoJoを始めた高校生の時に使用していたのは、父が使っていたWindows7のノートパソコン。高校2年生で初めてMacを買ってからはずっとMacを使っています。父親がモニターを3画面使って仕事をしていたので、外付けモニターを使うのは自然なことでした。今はすべてクラウドで同期して、オフィスではMac miniに27インチのディスプレイを2台つなぎ、外ではMacBook Airで作業しています。大学院の研究室でも外付けモニターは欠かせません

小さいころから家にコンピューターと外付けモニターがあったので、今でも欠かせないという宮島さん。BenQアイケアモニター「GW2790QT」のコーディングモードの見やすさを実感

-- 現在、お二人は大学院で研究しながらさまざまな場所でご活躍されていますが、思い描いていた働き方だったのでしょうか。

矢倉氏:やりたいこと、できることをやってきて、気が付けば今という感じです。こういう研究をやりたいから、実社会につなげて、仕事やサービスにもつなげている。大学入学前に声を掛けられてスタートアップにも参加したり、研究もずっと続けられているので、就職するぞと思ったことも一度もありませんし、働くイメージをあまりしたことがないですね。

宮島氏:私も働くことをイメージしたことがなく、中学校から大学院までエスカレーター式だったので受験勉強もしたことがないです。CoderDoJoの活動をひたすらやってきて、必要に駆られて起業したので、親は何も言わなかったですし、起業する時も特に反対されませんでした。

-- 高校生のうちから社会に足を踏み入れて良かったことはありますか。

矢倉氏:高校3年生の夏、周りが勉強を頑張っている時にイタリアの研究所に行って、そこから受験勉強をせずに大学に進んだので、いろいろな生き方をしている人をたくさん見ることができたのは良かったです。

宮島氏:確かにそうですね。社会に出ると大人と対等にやらなければいけないので、人間同士の付き合い方を身に付け、物怖じをしなくなりました。いろいろな人と出会わないと対人関係スキルを身に付けることはできないので、高校生のころから社会経験できたことは良かったですね。ただ、好きなことをやり続けていたら、いろいろな人たちに出会って気が付いたらこうなった、という流れで今があるので、他の人が同じやり方を真似ようとしても難しいかもしれません。

矢倉氏:好きなことを見つけて続けていくことはプリミティブな部分で大切ですが、ルートを真似るのではなく、そのきっかけをどうするかですね。

宮島氏:プログラミング業界は年齢関係なくイケてるものを作った人がクールという価値観があるので、きっかけを作りやすいと思います。プログラミングを学ぶ理由の1つは「自分の武器になる」ことだと子供たちによく話します。自分が面白いと思うことを突き詰めて、目に見えるものとして表現する。それを他の人たちに見てもらい、次につながっていく。だから物をつくることにフォーカスするという話をします。

AIと自分の考えの違いを読書感想文から学んでも良い

-- 文章や音楽、絵などを作る生成系AIが話題ですが、子供たちの学びにはどのような影響があると思われますか。

矢倉氏:すごく変わると思いますし、基準や評価軸が変わるきっかけになるでしょう。「漢字変換」のようなものかなとも感じます。自分で漢字を書けなくても、漢字変換を使わない人はほぼいない。生成系AIも使っていけば、今、価値をもっている作業の捉え方も変わるでしょう。漢字変換を使いながらも良い文章を書くことはできるし、漢字変換のおかげで「魑魅魍魎」のような難しい字も多くの人に使われ続けている。漢字変換を使うことと、それを知って知的好奇心をもつことは別であるという捉え方をすれば、AIも同じかもしれません。私も論文を書く時はChatGPTなどにはお世話になっていますし、「これは良い表現だな」と思えば使います。

宮島氏:年度初めなので、私もさまざまな研究計画書の作成に使っています。研究の筋道は自分の中にあるので、それをどう見せるかです。AIが生成したものが「これは良い」と思えば使います。やはり「これ良いな」と思えるかどうかが大切ですよね。

AIが生成したものが「これは良い」と思えるかどうかが大切、と語る宮島さん

矢倉氏:本当にそうですね。

宮島氏:AIが作ったものに対して、これは良い、これは良くないという判断をなぜできるのか。そこには今までの自分の経験があります。教育は変わっていくと思いますが、もう学ばなくて良い、学校はいらない、教師はいらない、というふうにはならないと思います。

矢倉氏:文章を書くのはAIに任せれば良いという場面は日常の中では増えると思いますが、それと文章を書く楽しみを知ることはまったく違います。教育現場では、おそらくそうした知的好奇心の幅を広げる場としての役割が残る。漢字変換は使うけど書道の授業はありますよね。書道で良い字を書けると楽しいという体験はあって、そこで養われるものがある。

宮島氏:ソクラテスが用いた問答法の「産婆術」は、これはどうなのか、あれはどうなのかと相手との対話で問答を繰り返す中で、無知の知を自覚させます。それこそが教育の原点です。近代教育では、問答は時間がかかり大変でコストもかかる。そのコストを削減するために一斉授業が広まりました。ChatGPTによって、そのコストがほぼ0になるのは大きい。教師が1対30では大変だったものを、子供がコンピューターと一緒にやれば1対1の関係で対話ができます。だから個人的には教育をどう効率的にやるかといった部分にメスが入ると思います。ただ同時に、何が正しく、何が間違っているかを、ゼロベースでAIが教えてくれるわけではないと今は考えています。そこでは人と人同士が協同的に学ぶ観点も重要です。生成系AIでもたらされるものは、対話から自分が何を知らないかを自覚し、そこで新たなものが創発されるという体験を、誰もが簡単にできるようになることです。

-- 子供たちはどんどん使っても良いということでしょうか。

矢倉氏:はい。たとえば読書感想文は、本と向き合って自分を振り返るという体験を、1対1で教師が行うのは大変なので、作文という形で提出してもらい採点するというのがひとつの役割です。するとChatGPTと対話しながら、本を振り返って読書体験を深めるのは良いことだとなるかもしれませんね。

宮島氏:今度の夏休みはChatGPTを使った読書感想文が出てくるでしょうね。それならば、使ったことを明記した上で、何が自分の考えと違ったのか。使ったことによって、自分は新しい、こういうことも学んだと言えば教師は文句を言えないのではないでしょうか。生成されたものをそのまま出すよりも、ChatGPTと対話したらこんなものが出てきて、自分がイメージしているものはもう少しこういうのがあるという膨らませ方をすると面白そうですよね。

矢倉氏:きっとそこが、これからの社会で求められる力にもなりますよね。AIとの対話から出てきたものから良いものを選び取り、自分の伝えたいものを表現する、という力が。

宮島氏:するとより、人間は知的な活動に向かいますね。AIを使ったことでできたものの良し悪しを判断できる主体としての力を問われてくるので、本当に大変だと思います。でもその分、できることが増えていく。子供たちならすぐに適応できるのではないでしょうか。

AIチャット活用、夏休みの課題、プログラミングなど、小学生から大人までスクリーンタイムはさらに増える

知的活動を拡張するモニター

-- 子供から大人までスクリーンタイムはますます増えていきますね。今回最新のアイケアモニターを体験していただきましたが、外付けモニターを学習環境に設置することで、どんなメリットがあるでしょうか。

宮島氏:小中学校で使われているGIGA端末は画面サイズが小さいので、外付けモニターがあれば効率も上がり、空いた時間でもっと作りたいものを作る時間ができるといったふうに、子供の世界は広がります。家庭はもちろん、GIGA端末を上手に使う意味でも、学校でも使ってほしいし、職員室にも入れてほしいですね。

矢倉氏:モニターの大きさは、作業場の机の大きさなので、広い方が効率は良いです。しかも我々の知的活動の場は、このモニターの中になる割合が、これからどんどん増える。その作業場が狭いのはとても大変です。外付けモニターで効率が大きく変わるのは、これまでの経験からしても、ますますそうなると思います。

-- 保護者に向けて、ITや子供との向き合い方などのアドバイスをお願いします。

宮島氏:興味や関心が引き立てられるものに向かうことを応援するのが一番良いと思います。たとえば、電車好きな子は、その電車のありとあらゆることを全部、知るぐらいの勢いでのめり込むことがありますよね。そこで、今はない電車を作るにはどうすれば良いかなどをChatGPTと対話しながら自分の考えを深めることもできます。これはあくまで一例ですが、知的好奇心を広げて、深めるためにAIやテクノロジーやICT機器を上手に利用するのが理想的です。

矢倉氏:知的好奇心を広げるとき、最初は何事も実行までにハードルがありますが、ChatGPTは言葉で広げることができるので、そのハードルが低い。新しい技術を学ぶ時の間口としては実はすごく良いチャンスかもしれない。自分が今小学生だったら、おそらく一日中いかにChatGPTにへんてこなことを言わせるか遊ぶと思うんです。そうするうちに、どんな仕組みを使えば、へんてこな事を言わせられるかみたいなことを考えて、AIで学びはじめる子がたくさん出るはず。そうした最初のハードルの低さから知的好奇心が広がる。自然言語でAIと遊べるのだから本当に素晴らしいですよね。

「自分が今小学生だったら、いかにChatGPTにへんてこなことを言わせるか遊ぶ」と笑う矢倉さん

宮島氏:これまではPHPを勉強しなければならなかったのが、同じことをAIに話せばもうコードすら生成してくれるわけですよね。

矢倉氏:今後はプログラミングの定義が少し変わっていくかもしれません。コードを書くことから、生成系AIにコードを書かせる仕事がプログラミングとなるかもしれない。

宮島氏:それでも子供は自分で作る面白さを失わないと思います。将来の仕事に役立つからとプログラミングを学ぶのは、ある意味で正しいけれど、子供たち自身の表現手段のひとつとしてプログラミングがあって良いはず。もっと自由で、もっとライトで、もっとホビー寄り。トッププログラマーはプログラミングに対して、そういう感覚を持っていると思います。矢倉さんもChatGPTを使って作曲できるものを作られたのは、面白いものを作りたいという動機からですよね。

取材日の前日(4月6日)に矢倉さんが公開した「GPT作曲くん」の中身を見ながら談笑する矢倉さんと宮島さん。高校生のころから「面白いものをつくりたい」という動機は変わらない

矢倉氏:そうそう! プログラミング教育と子供たちの関係は、たとえば、大人になって海外旅行先でオペラハウスの公演に立ち寄ったのは、音楽の授業で『魔王』を聴いたことがあったから、くらいの関連性で良いですよね。小学校でプログラミングをやっていたから、こんな新しい技術が出たので試してみようと、その子が10年後に思ってくれたら、それでもう成功だと思います。

-- ありがとうございました。

 日本有数のAIと教育の研究者であるお二人の対談からは、子供たちの好奇心を見守ることの大切さを痛感した。今後もITによる学習環境の整備は進み、さらにスクリーンタイムは増えるだろう。アイケアモニターの活用はますます重要度が高まると考えられる。子供部屋、仕事部屋のアップデートにアイケアモニターの導入を検討してみてはいかがだろうか。

矢倉氏と宮島氏に聞いたBenQのアイケアモニター「GW2790QT」5つのお勧めポイント

1.プログラミングに適した画面を実現する「コーディングモード」
 プログラミングや情報収集では、スクリーンをダークモードにする場合が多い。宮島氏は「コーディングモードは素晴らしい」と黒をベースにした文字の見やすさや、センサーで輝度をしっかりと調整できる機能を絶賛。

プログラミングに最適なコーディングモードのほか、目に優しいケアモード、MacBookの色味を再現するM-Bookモード、動画モード、ゲームモードもある

2.画面出力とパソコン本体の給電(65W)を両立する「USB Type-C接続」
 USB Type-Cは、ケーブル1本で画面出力と給電の双方が可能で、挿入口が2つあるのも便利。またUSB Type-AにUSBを挿せば、データがパソコン側で開ける。「MacユーザーにはUSB Type-Aが変換なしに入るのは大きい」(宮島氏)。

1本のUSB Type-Cケーブルで、ノートパソコンへの高速データ転送と65Wの給電を同時に行える
USB Type-AにUSBを挿せば、データがパソコン側で開ける

3.高さや角度の調節が簡単で、姿勢にやさしい「エルゴノミクスデザイン」
 研究論文の作成やプログラミングでは作業環境が大切。チルト(上下-5度/20度)機能やスウィーベル(左右20度)、回転(90度)機能が特長で、高さや角度、縦画面への設定などの微妙な調整がしやすい。

人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインにより、モニターの高さ調整、チルト、ピボット、スウィーベルで簡単に調整可能。雑音をカットするノイズフィルタースピーカーとノイズキャンセリングマイクも内蔵

4.好みのモードに簡単に変えられる「5wayコントローラー」
 これまでどの会社のモニターも画面の設定を変えるには、見えない位置のボタンで手探りする必要があり困る場面も多かった。小さなジョイスティック状の「5wayコントローラー」は宮島氏が革命的と評するほどの優れもの。

マイク、スピーカー、アイケア機能の切り替えに便利な5wayコントローラー

5.BenQのGWシリーズでは初のWQHD (2560x1440)
 宮島氏が「解像度が良く、研究室にこれがポンとあったら環境としても申し分ない」と話した「GW2790QT」は、GWシリーズの初のWQHDでフルHDよりも解像度が上がり、画像は滑らかで美しい。目にやさしいアイケア技術も心強い。

2K WQHDは、画面上の作業領域を増やすと同時に、小さなフォントなどディテールも鮮明に表示
27インチ 製品詳細はこちら31.5インチ 製品詳細はこちら

楽天 27インチ(GW2790QT)
BenQダイレクト 27インチ(GW2790QT)BenQダイレクト 31.5インチ(GW3290QT)
《佐久間武》

佐久間武

早稲田大学教育学部卒。金融・公共マーケティングやEdTech、電子書籍のプロデュースなどを経て、2016年より「ReseMom」で教育ライターとして取材、執筆。中学から大学までの学習相談をはじめ社会人向け教育研修等の教育関連企画のコンサルやコーディネーターとしても活動中。

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