アジア太平洋情報オリンピック、金1名・銀5名メダル獲得

 第17回アジア太平洋情報オリンピックが、2023年5月20日と21日にオンラインで開催された。日本からは29名が参加し、1名が金メダル、5名が銀メダルを獲得する好成績を収めた。6名の選手には、文部科学大臣特別賞が贈られる。

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第17回アジア太平洋情報オリンピック
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 第17回アジア太平洋情報オリンピックが、2023年5月20日と21日にオンラインで開催された。日本からは29名が参加し、1名が金メダル、5名が銀メダルを獲得する好成績を収めた。6名の選手には、文部科学大臣特別賞が贈られる。

 アジア太平洋情報オリンピック(APIO)は、アジア太平洋に位置する国・地域が交互にホストとなって開催する国際情報オリンピックに準じた地域大会。競技では、与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計しプログラムとして適切に実装することが求められる。各国から参加できる選手数は、大会ごとに異なるが通常は60名程度で、各国参加者のうちの成績上位6名タイまでが国の代表選手とみなされる。成績優秀者には、各国代表選手の成績上位およそ12分の1の割合に金メダル、12分の2に銀メダル、12分の3に銅メダルが与えられる。

 第17回大会は中国が主催。33か国・地域から204名の選手が集まり、日本は29名の参加者のうち、1名が金メダル、5名が銀メダルを受賞した。金メダルは、灘高等学校(兵庫県)3年の田中優希さんが獲得。銀メダルは、灘高等学校(兵庫県)3年の児玉大樹さん、筑波大学附属駒場高等学校(東京都)2年の林涼太郎さん、同校1年の太田克樹さんと関口勇音さん、武蔵高等学校(東京都)1年の松葉大和さんが受賞した。

 文部科学省は6月13日付で、今大会の成績を踏まえて、メダルを獲得した6名全員に文部科学大臣特別賞を授与することを発表している。

《川端珠紀》

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