【夏休み2023】メディア・アートで自分を再発見「ICCキッズ・プログラム」

 NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)は2023年8月1日~20日の期間、最新のメディア・アートに触れる「ICC キッズ・プログラム2023 こんにちは、もうひとりのじぶん」を開催する。作品展示のほか、ギャラリーツアーなども開催予定。入場無料。

教育イベント 小学生
NTTインターコミュニケーション・センター
  • NTTインターコミュニケーション・センター
  • うしお鶏《そこにいるもの》2023年
  • 大原崇嘉《Gazes》2023年
  • 菅実花《非反転劇場鏡》2022年
  • 木原共《Future Collider》2021年
  • 黒田大スケ《アサノの為のプラクティス》2022年 撮影:大塚敬太+稲口俊太(参考図版)
  • 古山寧々《「☆¿※◉♯」が私を擬物化すると》2023年
  • 佐久間海土《Ether – liquid mirror》2020年

 NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)は2023年8月1日~20日の期間、最新のメディア・アートに触れる「ICC キッズ・プログラム2023 こんにちは、もうひとりのじぶん」を開催する。作品展示のほか、ギャラリーツアーなども開催予定。入場無料。

 「ICC キッズ・プログラム」は、さまざまな先端メディア・テクノロジーを駆使したアート作品「メディア・アート」に触れることで子供たちの好奇心と想像力を育むことを目的に、2006年より毎年(コロナ禍の2020年除く)夏休みにICCが開催している企画。インタラクティブな展示作品や体験型・参加型の作品展示、ワークショップなどを実施している。

 2023年は「こんにちは、もうひとりのじぶん」と題し、SNSやメタバースにおけるアバターなど、テクノロジーとデジタル・メディアの進化によって自己のアイデンティティが拡張する現在において、テクノロジーを通して見えてくるさまざまな「じぶん」のあり方と出会うきっかけを作る。

 会場には8人の作家による作品を展示。通常は自分の姿が左右反転して映るはずの鏡に、さらにそれを反転させることで正像を映し出し、いつも鏡で見ている自分とは違う自分を映し出す「非反転劇場鏡」や、作家の生活空間にあるさまざまなものから自分がどのように見えているのかという考えから作り出された「ものから見た人間」像を表現する装置など、今まで気付かなかった新しい自分や視点を見つけ出すような体験を提供する。

 会期中の8月5日には、当日先着20人を対象にギャラリーツアーを開催。そのほか、ワークショップなどの各種イベントも実施予定だという。そのほかにも、夏休み期間中、ICCではさまざまな企画展が開催されている。「ICC キッズ・プログラム」は入場無料。予約方法は、後日ICCのWebサイトで告知する。

◆ICC キッズ・プログラム2023 こんにちは、もうひとりのじぶん
期間:2023年8月1日(火)~8月20日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)ギャラリーA(東京都新宿区西新宿3-20-2
東京オペラシティタワー4階)
開館時間:11:00~18:00
入場料:無料(事前予約制・予約方法の詳細はICCのWebサイトで告知)
休館日:2023年8月6日(日)、7日(月)、14日(月)
※休館日以外においても、開館時間の変更および臨時休館の可能性あり

◆ギャラリーツアー
日時:2023年8月5日(土)14:00~15:00
定員:20人(当日先着順、ICCでは13:30より受付開始
対象:小学生以上

《畑山望》

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