【夏休み2023】自由研究の関連書籍ランキング…人気は科学実験とSDGs

 楽天が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は2023年7月27日、2019年から2023年の売上データをもとに「自由研究の関連書籍ランキング」を発表した。観察や工作、実験など自由研究の定番のジャンルのほか、2021年以降はSDGs関連の人気が高まっているという。

教育・受験 小学生
2019年~2023年 自由研究の関連書籍ランキング
  • 2019年~2023年 自由研究の関連書籍ランキング
  • 自由研究の関連書籍ランキング

 楽天が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は2023年7月27日、2019年から2023年の売上データをもとに「自由研究の関連書籍ランキング」を発表した。観察や工作、実験など自由研究の定番のジャンルのほか、2021年以降はSDGs関連の人気が高まっているという。

 ランキングは、2019年から2023年の毎年4月1日から7月11日までの期間に販売された、自由研究に関連する書籍のデータをもとに、年度ごとに独自集計したもの。

 2019年から2023年の5年間における「自由研究の関連書籍ランキング」トップ10をみていくと、安定して人気があるのは、観察系、工作系、実験系など、自由研究の定番ジャンル。また、2019、2020年は「学校では教えてくれない大切なこと(25)プログラミングって何?ーIT社会のしくみー(著者・編集:旺文社)」「まいぜんシスターズと学ぼう!1冊ですべて身につくマインクラフトプログラミング入門(著者:まいぜんシスターズ)」など、プログラミング関連書籍も人気を集めた。

 2021年ごろからはSDGs関連の書籍が増加。2023年は「未来につながるよみきかせ SDGsのお話17(著者:秋山宏次郎、ささきあり)」「こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本(著者:バウンド)」など、4冊の関連書籍がトップ10にランクインした。中でも、「こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本」は3年連続でトップ10入り。子供がSDGsを学ぶ際の入門本として人気を集めているようだ。

 2023年の自由研究の関連書籍ランキングは、以下のとおり。

◆2023年の自由研究の関連書籍ランキング
1位「おうちで楽しむ科学実験図鑑(尾嶋好美)」SBクリエイティブ
2位「学研の科学 万能顕微鏡と標本作成キット(学研の科学編集部)」Gakken
3位「未来につながるよみきかせ SDGsのお話17(秋山宏次郎、ささきあり)」西東社
4位「理系脳をつくる 食べられる実験図鑑(宮本一弘、中村陽子)」主婦の友社
5位「(新版)科学の実験 DVDつき(NPO法人ガリレオ工房)」小学館
6位「小学館の図鑑NEO 飼育と観察(筒井学、萩原清司)」小学館
7位「こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本(バウンド)」カンゼン
8位「SDGsのサバイバル クイズでわかる地球のためにできること!(佐藤真久)」朝日新聞出版
9位「メカメカツクール レゴブロックで作る実験マシーン(クルツ編集部、みずしまぱぎい)」ポプラ社
10位「地球ときみをつなぐ SDGsのお話(松葉口玲子、伊藤ハムスター)」学研プラス

《木村 薫》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top