【大学受験2025】公立大学、選抜実施要領を公開

 公立大学協会は2023年9月29日、公立大学の2025年度(令和7年度)入学者選抜についての実施要領を公表した。一般選抜「前期日程」は2025年2月25日から、「後期日程」は3月12日以降、「公立大学中期日程」は3月8日以降に試験を開始する。出願期間は1月27日から2月5日。

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公立大学の2025年度入学者選抜についての実施日程表
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 公立大学協会は2023年9月29日、公立大学の2025年度(令和7年度)入学者選抜についての実施要領を公表した。一般選抜「前期日程」は2025年2月25日から、「後期日程」は3月12日以降、「公立大学中期日程」は3月8日以降に試験を開始する。出願期間は1月27日から2月5日。

 2025年度の各大学・学部の一般選抜は、「分離分割方式」と「公立大学中期日程」の2つの併存のもとに実施する。まず、「前期日程」の試験を実施し合格者は入学手続きを行う。次に、「公立大学中期日程」「後期日程」の試験の実施と合格者発表を行い、入学手続きを行う。

 この際、「前期日程」の試験に合格し、「入学手続前期締切期日(2024年3月15日)」までに入学手続きを完了した者については、「公立大学中期日程」または「後期日程」を受験しても合格者とはしない。また、「前期日程」「公立大学中期日程」「後期日程」の試験に合格し入学手続きを行わなかった者は、入学を辞退したものとして取り扱う。

 「公立大学中期日程」と「後期日程」との組み合わせで受験し、2つの大学・学部に合格したときは、それぞれの合格発表を確認した後に、入学を希望する大学・学部を本人が決定するという、いわゆる「事後選択制」を適用する。

 各大学・学部の一般選抜は「前期日程」を2025年2月25日から、「後期日程」を3月12日以降、「公立大学中期日程」を3月8日以降に実施する。出願については、「前期日程」「公立大学中期日程」「後期日程」で試験を実施する大学・学部から1つずつ、合計3つまでの大学・学部に出願し、受験することができる。出願期間は、1月27日から2月5日。

 合格者発表は、「前期日程」が3月1日~10日まで、入学手続前期締切期日は3月15日。 「公立大学中期日程」と「後期日程」は3月20日から3月24日まで(できる限り3月23日まで)に合格者を発表、入学手続第1次締切期日は3月27日までとする。「2段階選抜」に係る第1段階の選抜の結果発表は、「前期日程」は2月12日まで、「公立大学中期日程」は2月18日まで、「後期日程」は2月28日までに行う。

 学校推薦型選抜については、出願を2024年11月1日以降、合格者発表時期は12月1日以降に実施する。合格者の発表は、大学入学共通テストを課さない場合は1月24日まで、課す場合は2月12日までとし、いずれの合格者も、2月19日までに入学手続きを行うものとする。総合型選抜については、出願を2024年9月1日以降、合格発表時期は11月1日以降に実施。合格者の発表は2月12日まで、入学手続きは2月19日までに行うものとする。

《川端珠紀》

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