神奈川県内の公立中高一貫校5校の2024年度(令和6年度)入学者の募集における志願者数の集計結果が、神奈川県、横浜市、川崎市の各教育委員会から2024年1月16日および18日に発表された。志願倍率は、横浜サイエンスフロンティア5.63倍、県立相模原5.5倍など。
2024年度の入学者の募集における志願者数集計結果は、横浜市教育委員会が1月16日、神奈川県教育委員会と川崎市教育委員会が1月18日に発表を行った。それぞれ、志願者数や競争率をまとめて公表している。
神奈川県立相模原中等は募集定員160人に対し、志願者数880人、志願倍率は5.5倍。前年度(2023年度)に比べ、志願者数は102人、志願倍率は0.64ポイント減となった。
神奈川県立平塚中等は募集定員160人に対し、志願者数683人、志願倍率は4.27倍。前年度に比べ、志願者数は54人、志願倍率は0.34ポイント減。
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中は募集定員80人に対し、志願者数450人、志願倍率は5.63倍。前年度比で志願者数は17人、志願倍率は0.21ポイント減。
横浜市立南高校附属中は募集定員160人に対し、志願者数690人(学区内617人、学区外73人)、志願倍率は4.31倍。前年度比で志願者数は175人、志願倍率は1.1ポイント減。なお、横浜市立の一貫校は2024年度から男女別の募集を廃止したため、男女合わせての志願状況となっている。
川崎市立川崎高校附属中は募集定員120人に対し、志願者数493人、志願倍率は4.11倍。前年度比で志願者数は95人、志願倍率は0.79ポイント減。2024年度は、5校ともに志願者数、志願倍率が減少した。
神奈川県内の公立中高一貫校5校は今後、2月3日に適性検査、2月10日午前10時に合格者を発表する。