教育支援を考える「紛争下で子供たちはどう学ぶか」6/13

 世界の子供を支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは2024年6月13日、「世界難民の日」を前に、危機下での教育支援について考えるイベント「紛争下で子供たちはどう学ぶか」をハイブリッド開催する。事前申込制。

生活・健康 その他
「紛争下で子どもたちはどう学ぶか」
  • 「紛争下で子どもたちはどう学ぶか」
  • ノートを見返すシリア難民の男の子(レバノンの難民キャンプ)
  • 学びを再開する子供(シリア)
  • 破壊された学校(シリア)

 世界の子供を支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは2024年6月13日、「世界難民の日」を前に、危機下での教育支援について考えるイベント「紛争下で子供たちはどう学ぶか」をハイブリッド開催する。事前申込制。

 シリア、南スーダン、ウクライナなど、世界各地で続く終わりの見えない紛争。避難する子供の数は4,330万人にのぼり、その半数は教育機会を奪われている。中東のシリアでは2011年3月の危機発生で穏やかな暮らしが一変し、13年が経過した今も、国内外で1千万人を超える人が避難生活を強いられ、240万人の子供たちが学校に通えずにいる。

 今回のイベントでは、現在日本で暮らすシリアからの避難民ルシャド・アサド氏を特別ゲストに迎え、シリア危機前後の生活、紛争の影響下でどのように学び続け、スキルを身につけて人生を切り拓いているのかについて、対談形式で実体験を語ってもらう。

 ルシャド氏は、大学入学まもなくシリア危機が発生。数年後、難民としてトルコへ避難し、厳しい避難生活の中、生計をたてるためにさまざまな仕事を経験。その後、日本の大学の奨学金を得て来日。情報科学を専攻。この4月に卒業後、現在はスキルを生かして、日本企業のインターンとして、オンラインゲーム制作のプログラミングに従事しているという。

 イベントは対面・オンラインで開催。参加費無料。申込みは専用申込フォームから受け付ける。

◆紛争下で子供たちはどう学ぶか
日時:2024年6月13日(木)19:00~20:00
開催:オンライン・対面
※対面は先着20名
会場:ワールド・ビジョンオフィス(東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー3F)
申込方法:申込フォームから受け付ける

《川端珠紀》

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