佐賀県武雄市は、ICTを利活用した教育の取組みの一環として、「オンライン英会話授業」と「スーパー食育スクール」の対象校を拡大する。タブレット端末を活用して海外の先生と会話する「オンライン英会話」は、市内の全小学校が対象となる。
聖徳学園中学・高等学校は、トークノートが提供する社内SNSコミュニケーションツール「Talknote」をICT教育推進の一環として本格導入することを発表した。大学との遠隔授業への活用や、教員・生徒間でのコミュニケーションの活性化を目指すという。
世界を舞台に活躍するための力を、ICT教育・グローバル教育・アクティブラーニングなどを取り入れた最先端の学びにより実践、新時代にはばたく生徒の育成に取り組んでいる中高一貫校、聖徳学園中学・高等学校(東京都武蔵野市)。
「NEE2016」(New Education Expo 2016)東京会場最終日の6月4日、会場の東京ファッションタウンにおいて、筑波大附属小学校による公開授業が行われた。午後にはその授業に関する振返りを行う、公開討論も開催された。
サンワサプライは、12.5インチまでのタブレット20台を収納できる省スペース型ワゴン「RAC-TABWG1」と「RAC-TABWG2」の2種類を発売した。「RAC-TABWG1」は1段に収納する横型ワゴンタイプ、「RAC-TABWG2」は2段に収納する縦型ワゴンタイプだ。
NEE恒例のイベントスペースといえば「フューチャークラスルーム」だろう。会場に再現された教室で、来場者がICTや新しい教育スタイルを取り入れた模擬授業を体験できる。毎年設けられる特設コーナーであり、事前登録などなく気軽に参加できるのも人気だ。
最近の運動会では、かけっこの順位に保護者がビデオ判定しろとクレームをつけてくることもあるそうだ。運動会での順位付けや判定方法については、さまざまな立場や意見があ理想だが、保護者も先生も納得のシステムがNEEの会場でデモされていた。
6月2日から開催されているNEEでは、「最先端のICT技術」や「教材の価格」が来場者の目をひいている。しかし、小中学校の教師目線では「教材の丈夫さ」も重要な評価ポイントのひとつになっているようすだ。
インテージホールディングスが発表した調査結果によると、「マルチデバイス」として、パソコン・スマホ・テレビのうち、2つ以上を使う人は全体の80%以上、3つすべての利用者は50%近くを占めていることが明らかになった。
電子ペーパーとは【ひとことで言うと】「タブレットやディスプレイの表示方法。実物の紙の印刷みたいな、目に優しい表示が特徴」
ベルによる「電話の発明・特許取得」が1876年。それから120年以上後の1998年に、先進国では1人当たり1台の「ICT装備量」に、ようやく到達した。「ICT装備量」とは、パソコン・携帯電話・スマホなどの端末を、装備としてカウントした数値だ。
ソーシップは6月から7月にかけて、神奈川県足柄郡松田町教育委員会が開催する小中学生向け学習講座「寺子屋まつだ」において、同社のタブレット演習教材「おさらい先生」を使用した算数・数学の補習講座を実施する。「おさらい先生」の公教育への導入は今回が初の試み。
検定教科書や学習参考書などの出版を手がける桐原書店は、オンライン英語学習サイトを運営するイングリッシュセントラルと業務提携し、検定教科書に準拠した英語の4技能型デジタル教材を発売する。1か月あたり83円(税別)という低価格で、「話す英語」が身につくという。
デジタルフォントの開発・販売などを行うモリサワグループのタイプバンクは、デジタル教科書のための新しい書体「UDデジタル教科書体」を6月に発売する。新書体は、ロービジョン(弱視)などに配慮したデザインで、障害者差別解消法の理念にもとづき設計されている。
勉強ノートまとめアプリ「Clear」を運営するアルクテラスは朝日新聞社と連携し、記事やニュースを期間限定で無料配信する。期間は6月19日まで。記事やニュースだけでなく、勉強法なども紹介し高校・大学受験に役立つコンテンツを提供する。
スマートフォンとは【ひとことで言うと】「指先のタッチで画面操作が可能な携帯電話。iPhoneとAndroid端末により大きく普及した」