東京都教育委員会は3月8日、東京都足立区において2月3日に回収された死亡野鳥より病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたことから、都立学校などへの対応を公表した。学校で飼育する動物への適切な衛生管理などを求めている。
埼玉県消費生活支援センターは、除菌に関する消費者意識アンケートおよび除菌ウエットティッシュの効果検証テストを実施した。多くの消費者が、細菌とカビの区別なく、除菌によって大部分の菌が取り除かれると考えていることが明らかとなった。
厚生労働省と日本医師会、日本小児科医会は3月1日~7日、「子ども予防接種週間」を実施する。必要な予防接種を済ませ、病気を未然に防ぐよう呼びかけるため、各都道府県医師会などが予防接種に関する保護者からの相談に応じるなどの取組みを行う。
インフルエンザに罹患した生徒が受験機会を確保できるよう、文部科学省が各都道府県の教育委員会や私立学校などに通知を送っていたことがわかった。高校受験シーズン本番を前に、インフルエンザで受験できない生徒のため、別日程での追検査などを求めている。
東京都と神奈川県の私立中学入試が2月1日より始まる。ウェザーニューズによると、入試のピークとなる2月1日~4日の関東南部の天気予報は「晴れ」。雪などで交通機関が乱れる恐れはなさそうだ。空気が乾燥した状態が続くため、感染症予防に努めたい。
埼玉県と千葉県は1月25日、インフルエンザの流行警報を発令した。平成29年第3週(1月16日~22日)の定点あたり患者報告数は埼玉県が38.51人、千葉県が37.90人に達し、国の警報基準値である30人を超えたため。前週より大幅な増加となった。
厚生労働省と国立感染症研究所は1月20日、平成29年第2週(1月9日~15日)のインフルエンザの発生状況を公表した。定点あたりの患者報告数は前週より多い15.25人。1週間の推計受診患者数は約99万人。保健所地域別では、全国36か所で警報レベルを超えている。
インフルエンザやノロウイルスによる食中毒が流行しやすい冬の時期に向けて、消費者庁は有効なウイルス感染予防策をまとめ、公表した。ウイルス感染予防には「石けんによる手洗い」「マスクの着用」が重要だという。
ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎について、国立感染症研究所は12月27日、第50週(12月12日~18日)の流行状況を公表した。定点あたりの患者報告数は20.89人と、警報レベルを突破。都道府県別でも21都府県で警報基準値を超えるなど、10年ぶりの大流行となっている。
厚生労働省と国立感染症研究所は12月26日、第50週(12月12日~18日)のインフルエンザの流行状況を公表した。定点あたりの患者報告数は、前週より1.71人多い5.02人。43都道府県で前週より患者報告数が増えている。
年末年始や卒業旅行シーズンを前に、外務省は海外渡航・滞在者に向けた安全対策のためのお知らせを海外安全ホームページで公開した。海外に渡航する際には、外務省海外旅行登録「たびレジ」で緊急連絡先を登録するよう呼びかけている。
ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の流行が広がっている。国立感染症研究所が12月20日に発表した第49週(12月5日~11日)の患者報告数は、全国で6万1,547人、定点あたり19.45人と警報レベルの20人に迫る勢いだ。都道府県別では、13都県が警報基準値を超えている。
個別指導の学習塾「明光義塾」は12月19日、子どもの体調管理に関するアンケート結果を発表した。保護者が子どもの体調管理で一番気を付けていることは「食事・栄養」、食事面では「バランスの良い献立」がもっとも多いことがわかった。
国民生活センターは、相次いで「高病原性鳥インフルエンザ」が確認されていることから、鶏肉や鶏卵を食しても安全かという相談が寄せられており、冷静に対応するよう呼び掛けている。一方、動物園では防疫体制を強化するために休園やイベント中止などの対策を行っている。
ノロウイルスなどの感染性胃腸炎が、全国的に猛威をふるっている。国立感染症研究所が12月13日に発表したデータによると、第48週(11月28日~12月4日)の定点あたり患者報告数は、全国で17.37人。10都県ですでに警報レベルにあり、受験シーズンを前に注意が必要だ。
埼玉県は12月7日、3年ぶりとなる感染性胃腸炎の流行警報を発令した。千葉県も同日、定点当たり報告数が基準値を超えたとして警報を発令。東京都、神奈川県は11月末にすでに警報が発令されており、各自治体では予防の徹底を呼びかけている。