厚生労働省は平成29年11月27日、小児・未成年者がインフルエンザにかかった時は、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無によらず、異常行動に注意するよう通知。異常行動による転落などのリスクを低減するための具体的な対策を示した。
厚生労働省は平成29年11月15日、平成29年度(2017年度)「インフルエンザ総合対策」の専用ページをWebサイトに開設した。今シーズンのインフルエンザの発生状況、ワクチンや治療薬の確保状況、感染予防や治療などに関する情報をわかりやすく提供していく。
厚生労働省は9月22日、平成28年度(2016年度)の「麻しん風しん予防接種の実施状況」を公表した。接種率は、第1期(1歳児)が97.2%、第2期(年長児)が93.1%。第1期の接種率は前年より1ポイント上昇したが、もっとも低い県では94.1%となるなど地域差もみられた。
厚生労働省は9月15日、平成29年第36週におけるインフルエンザの発生状況について公表した。定点あたり報告数の総数は899で昨年同期の約3.5倍、保育所・幼稚園・学校での患者報告数は137で昨年同期の約5.7倍となり、今季は例年より流行が早まる傾向がみられる。
厚生労働省は9月13日付で、各自治体に向けて腸管出血性大腸菌感染症・食中毒の予防対策などの啓発を徹底するよう、通知を行った。厚生労働省のWebサイトでも、腸管出血性大腸菌O157による食中毒に注意するよう呼びかけており、食中毒予防の3原則などの情報を提供している。
東京都教育委員会は9月5日、都内公立学校において今季初めてのインフルエンザ様疾患による学級閉鎖を発表した。大田区立小学校の1学級が、9月6日から7日までの2日間学級閉鎖の措置をとる。
羽田空港国際線旅客ターミナル1階で国際線旅行者の病気・けがの治療などにあたる東邦大学羽田空港国際線クリニックは、夏休みやお盆休みを利用した海外旅行シーズンのピークに向けて、健康管理のポイントとアドバイスをWebサイトに掲載した。
大阪府は8月1日、府内で初めてダニ媒介感染症である「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者が確認されたことから、府民に注意喚起を行った。薮や野山へ出かけるときはマダニに咬まれないよう、長そで長ズボン、絞り口付き長靴などを着用するなど対策も紹介している。
「劇場版マジンガーZ」(仮題)の公開を記念し、マジンガーZと厚生労働省のコラボレーションが決定した。「みんなで目指そう!麻しんがZero!」と題して、麻しん(はしか)予防のキャンペーンを行う。
2016年を大きく上回る推移で増加がみられる「手足口病」。第27週(7月3日~9日)に警報レベル超えした東京都に続き、第28週(7月10日~7月16日)には神奈川県と埼玉県が警報発令となった。埼玉県の警報基準値5人を超えは平成27年7月以来2年ぶり。
東京都福祉保健局は7月13日、毎年夏に小児を中心に流行する感染症「手足口病」「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(プール熱)」の患者報告数が増加しているとして注意喚起を行った。特に手足口病は第27週における患者報告数が、都の警報基準を超え、大きな流行となっている。
海外への渡航者が増える夏休みシーズンを前に、厚生労働省は7月7日、海外で気を付ける感染症情報についてWebサイトに情報を掲載した。海外で感染症にかからないために、感染症に対する正しい知識と予防策を身に付けるよう注意を呼びかけている。
口の中や手・足に水疱性の発疹ができる「手足口病」が、全国的に増加傾向にある。2017年6月19日~25日の患者報告数は7,613人。昨年の2016年を大きく上回る推移で増加がみられ、国立感染症研究所も注意を促している。
国立感染症研究所(NIID)が6月6日に公表した速報データによると、小児の急性ウイルス性感染症である「咽頭結膜熱」(プール熱)の患者が増加傾向にあることがわかった。5月22日から5月28日にかけて、過去10年間の同時期と比べ患者数がもっとも多く報告されている。
埼玉県立松山高等学校は4月18日、インフルエンザ患者発生に伴い、学校閉鎖を行った。全学年を対象に、4月21日まで臨時休業とする。授業再開は4月24日予定。在籍者数966人のうち、閉鎖時の欠席数は101人にのぼり、登校罹患者数は25人だった。
厚生労働省は4月7日、ゴールデンウィーク中の海外渡航における感染症予防について最新情報をWebサイトに公開した。海外で注意すべき感染症と具体的な対策についてまとめ、注意を呼びかけている。