先週に引き続き、2月末に発表された「デジタル絵本アワード」での受賞作品を紹介する。iPad用アプリ「ねこみっけ」。アクシスより、無料配信中だ。
小学生向けに、子どもの身近な「ものごと」「ことば」などの始まりや成り立ちを、50から55話の話にまとめた雑学読み物「知って びっくり! はじまり物語」シリーズがiPad/iPhone対応の電子書籍になった。
絵本アプリと、子どもたち。その交わりにはいろんなパターンがあって、1人で眺めたり、大人に読んでもらったりするほかに、「ほかの子に読んであげる」というのがある。
怒り、悲しみ、緊張、落胆。日々生きていれば、子どもか大人かに関係なく経験する、マイナスの感情。むやみに押さえる必要はないけれど、どうやって方向転換していくかというのは、コツをつかむまでが結構大変だったりする。
宮沢賢治の代表作として知られる「銀河鉄道の夜」。世に出て80年近くが経つこの作品を、アーティストの絵と音楽が彩る、注目の絵本アプリを見つけた。
春色のソワソワでいっぱいの日には、少し甘い絵本アプリを選んでみるのもお勧め。日本出版販売から配信中のiPhone/iPad対応アプリ「世界名犬劇場 シンデレラ」。絵/KANON、文/福田フクスケ、350円。
東日本大震災の発生から、間もなく1年。被災地支援のあり方や未収束の原発事故など、いまだ日本は、あの日始まった激動の中にある。
アイフリークの電子書籍絵本アプリ「こえほん」内で配信中の、「コジコジ絵本・すずめさんたちとひな祭り」。さくらももこ作、iPhone/iPad対応、170円。
普段は身近すぎて何とも思わないものに、ふとした瞬間、魅力を感じることがある。今回は、そんな嬉しい驚きを連れてくる絵本アプリを紹介したい。
「ぜひ取り上げてほしい」と、読者の方からメールをいただいた作品がある。iPadアプリ「白オバケ黒オバケのみつけて絵本『ふしぎなタネで大さわぎ』」だ。うるまでるび作、うるまでるびプロダクションから配信中。
パピーウォーカーと子犬の日常を描いたiPhoneアプリ「JBSえほん 盲導犬になってほチーノ」が、JBS日本福祉放送より配信されている。音声ガイドありの有料版350円と、音声ガイドなしの無料版がある。
もうすぐ節分。今回は「鬼」をキーワードに、絵本アプリを紹介したい。「新・今昔物語絵本 鬼のかいぎ」、立松和平/文、よしながこうたく/絵。エルエスアイより配信中。
雪の中、幼なじみを探して奔走する主人公ゲルダ。信念を胸に突っ走るその姿を、初雪降る東京で、筆者は頼もしく読んでいたのはiPhone/iPad用無料アプリ「雪の女王~七つのお話でできているおとぎ話」。
この季節になるとニュース画面に映し出される、ハクチョウたちの越冬の姿。今年は彼らに、絵本アプリで迫ってみてはいかがだろうか。「おおはくちょうのそら」、iPhone/iPad対応、250円。
今回紹介する絵本アプリは一般的に、「赤ちゃん向け」と思われているらしい。実際、先んじて出ている書籍版「まり」(文/谷川俊太郎、絵/広瀬弦、クレヨンハウス)を検索すれば、赤ちゃんに買い与えたという声が大半だ。
総合企画とサンリオは1月6日、iPhone&iPad用アプリ「ハローキティ動く絵本」シリーズのリリースについて発表した。1月7日より6タイトルをApp Storeにて販売開始する。