いじめについて、わかっていること、できること…11/4公開シンポジウム
国立教育政策研究所は11月4日、いじめが背景事情として認められる生徒の自殺事案の発生を受け、研究成果とともに広く一般に伝えるための公開シンポジウム「いじめについて、わかっていること、できること。」を開催する。
東京都、いじめ実態「からかいや悪口、脅し」が最多2,664件
東京都教育委員会は10月25日、7月に実施した「いじめの実態把握のための緊急調査」において発覚した3,535件のいじめについて、調査結果と対応状況を公表した。いじめの内容は、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」がもっとも多いという。
奈良県教委が県内中高生に緊急調査、2,903人がいじめ被害
奈良県教育委員会は、県内すべての中高校生を対象に8月下旬から9月上旬に実施した、いじめに関する緊急アンケート調査の結果を公表した。2,903人の生徒が2012年4月以降いじめられたことがあると回答した。
文科省「24時間いじめ相談」件数急増、7月は前年2.5倍の2,941件
文部科学省は、いじめ問題に悩む子どもや保護者がいつでも相談できる「24時間いじめ相談ダイヤル」の広報を積極的に行ったところ、2012年7月の相談件数は2,941件で前年同月比2.5倍に上ることが同省の調べにより明らかになった。
専門家らが集まり「ストップいじめプロジェクトチーム」発足
「いじめ問題」への具体策を提示・実現させようと、さまざまな分野の専門家らが有志で集まり「ストップいじめプロジェクトチーム」を発足した。開設したホームページ「ストップいじめ!ナビ」では、いじめや嫌がらせから抜け出す方法を紹介している。
東京都教委「いじめ問題に関する緊急アピール」
東京都教育委員会は10月4日、「いじめ問題に関する緊急アピール」を発信した。東京都の児童生徒を守るために、より一層学校と家庭、地域社会が連携を強めることを目的に、子ども向けと大人向けの2つのメッセージをホームページに掲載している。
茨城県「いじめ解消サポートセンター」県内5か所に開設
茨城県教育庁は10月1日、県内5か所の教育事務所内に「いじめ解消サポートセンター」を開設した。いじめの早期発見、早期対応、いじめの解消を支援していく拠点となる。
「自ら発信力のある人を育てる」田中眞紀子大臣会見
田中眞紀子文部科学大臣は、10月1日の記者会見で就任挨拶の後、今後取組むべき政策について語った。「エネルギー政策」や「人づくり」を重点的に取組むという。
いじめ、半年間で7万5千件…うち250件は命脅かす
平野文部科学大臣は10月1日の退任記者会見で、いじめ緊急調査の結果を公表した。2012年4月から半年間のいじめの件数は7万5千件、このうち子どもの命や身体を脅かす恐れのある重大ないじめが約250件にのぼることが明らかになった。
自分の子どもが「いじめ」にあったときの対処法、1位は「子どもと相談」
マイナビグループが運営する情報サイトescala cafeでは、会員である22歳から34歳の働く女性を対象に、2012年8月、いじめ問題についてのWebアンケートを行った。子どもが「いじめ」にあったときの対応として、最も多い回答は「子どもと相談する」となった。
佐賀県教委、いじめ問題の解決に向けたリーフレット
佐賀県教育委員会は9月20日、いじめ問題の解決に向けたリーフレット「子どもたちのSOSが聞こえますか?」をホームページに掲載した。いじめへの対応フローや取組みのポイント、適切な指導方法などが紹介されている。
通信制高校・サポート校の進学ガイダンスを東京、横浜で実施
NPO法人高校ネットワークは、進学情報を発信するサンクリエーションと共同で、中高生を対象に通信制高校・サポート校の進学ガイダンスを10月6日、21日、28日に、東京、横浜の3会場で開く。講演会や各学校のコーナーもあり、直接、先生やスタッフに質問や相談ができる。
都教委「いじめ防止のためのシンポジウム」を9/29開催
東京都教育委員会は、9月29日、学校・家庭・地域社会・関係機関がより一層連携していじめ問題に取り組むことができるよう、都庁議会棟都民ホールにて「いじめ防止のためのシンポジウム」を開催する。
都内公立学校のいじめ、疑い含め1万件超…東京都教委が緊急調査
東京都教育委員会は9月13日、都内全公立学校を対象に実施した「いじめの実態把握のための緊急調査」の結果を発表した。7月末時点にいじめと認知した件数は、3,535件、いじめの疑いがあると思われる件数は、7,972件にのぼることが明らかになった。
小中高校のいじめ「中1」が最多、女子よりも男子に多い
2011年度に全国の小中高校が認知したいじめの件数は、7万231であることが文部科学省が9月11日に発表した調査結果より明らかになった。前年度より7,399件減少し、児童生徒1千人当たりの認知件数は5件である。
ネット上のいじめ防止に「学校ネットパトロール」教委向け事例集
子どもが「ネット上のいじめ」に巻き込まれることを防止するため、文部科学省は9月11日、教育委員会向けに「学校ネットパトロールに関する取組事例・資料集」をとりまとめた。

