いじめによる児童生徒の自殺が相次ぎ、大きな社会問題になっている。文部科学省では、「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とする。なお、起こった場所は学校の内外を問わない、と定義している。
ユニセフは9月4日、190か国の子どもへの暴力に関する報告書を発表した。世界の13歳から15歳の子どもの3人に1人以上が学校で日常的にいじめにあっていることや、2歳から14歳の子どもの約17%が激しい体罰を受けていることなどが明らかになった。
法務省は8月22日、ホームページ上に「子どもの人権」のページを新設した。子どもに関する人権問題として、「いじめ」「体罰」「児童虐待」などを解説するとともに、子どもの人権を守るための相談窓口なども紹介している。
アーティストたちが14歳の頃について赤裸々に語るインタビュー集「14歳」の第3弾となる「14歳III」(エムオン・エンタテインメント)が9月19日に発売される。今回は、甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)をはじめ、 大森靖子、宮藤官九郎など全12名をラインアップしている。
国民的人気を博したNHK連続ドラマ「あまちゃん」以来となる、宮藤官九郎が脚本を務めるTBS日曜劇場「ごめんね青春!」で、「関ジャニ∞」の錦戸亮が主演を務めることが決定した。
法務省は6月23日から29日まで、全国一斉に「子どもの人権110番」強化週間を実施する。法務局や地方法務局の職員、人権擁護委員などが、電話やインターネットなどで相談を受ける。強化週間は平日の電話受付を19時まで延長し、土曜、日曜日も受け付ける。
東京都教育委員会は5月21日、学校非公式サイト(学校裏サイト)などの平成26年4月の監視結果を公表した。不適切な書き込みの件数は、前月の1.6倍となる915件。「自身の個人情報の公開」がもっとも多く、811件に上った。
文部科学省は、教職員用の指導参考資料「学校における子供の心のケア-サインを見逃さないために-」を作成し、5月23日にホームページ上に公開した。健康観察や心のケアの進め方、メンタルヘルスの基礎知識などを具体的に解説している。
内閣府政府広報室が運営する政府広報オンラインでは、いじめ問題に関する特集を掲載。いじめのサイン発見シートがダウンロードできるほか、保護者に向けた著名人のメッセージ動画、学校生活に応じた月ごとの特徴などの情報を発信している。
学研パブリッシングは、「TV LIFE」のお正月特大号とホームページ上で募集していた「第23回年間ドラマ大賞2013」の受賞作を発表した。
警察庁は2月27日、平成25年の少年非行情勢を公表した。いじめを原因とする事件は410件、検挙・補導人数は724人に上り、前年から大きく増加した。
下村博文文部科学大臣は2月14日の定例記者会見で多角的に物事を見る力を養う「私たちの道徳」の完成、そして文科省による竹富町への直接是正要求も選択肢の1つとすることについて発言した。
東京都教育庁は2月13日、「いじめ問題に関する研究報告書」をまとめ、公表した。調査研究によると、いじめられた経験をだれかに相談した児童・生徒は45%。相談しなかった理由では、「被害が悪化するから」が75%に上った。
NPO法人「マナーキッズプロジェクト」は1月16日、子どものマナーに関する調査結果を公表した。「いただきます」「おやすみなさい」など、言葉によるあいさつがよくできている反面、困っている人やいじめを見た時に声をかける子どもは少ない傾向にあることがわかった。
東京都教育委員会は1月9日、平成25年9月に実施した「いじめの実態および対応状況把握のための調査」の結果を公表。いじめと認知した件数、いじめを認知したきっかけ、いじめの態様などを調査した。
下村博文文部科学大臣は12月26日の定例記者会見で心のノートの改訂版「私たちの道徳」が完成へ、1つの答えだけではない主体的な道徳教育を行うこと、などについて発言した。
下村博文文部科学大臣は12月24日の定例記者会見で2014年度文科省予算が実質456億円の大幅増額に、大幅予算増の陰で少人数教育は足踏みとなってしまったことなどについて発言した。