札幌市教育委員会は9月20日、2015年4月に開校する札幌開成中等教育学校について、海外の大学入学資格として世界的に展開されている「国際バカロレア(IB)」の認定を目指す方針を明らかにした。実現すれば、公立の中高一貫校として全国初めて。
今夏の甲子園に出場している明徳義塾は、独自の学習プログラム「明徳式 学びの技法」を開発し、2013年度から導入しているという。その内容を紹介しよう。
東京都教育委員会は、都立高校卒業後に生徒が海外の大学に円滑に進学できるように、海外大学への進学資格が取得可能な「国際バカロレアの認定」を都立国際高校が目指すと公表した。都立高校で初という。
広島女学院は「広島女学院国際バカロレア調査研究室」の開室を記念して、第1回国際バカロレア広島フォーラム「国際バカロレアと日本の教育-21st Century Education innovation in Japan―」を5月25日(土)に開催する。
文部科学省は12月5日、2012年度「国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育の推進に関する調査研究」の公募結果を発表した。15校の申請について審査した結果、名古屋大学教育学部附属中・高等学校など5校が指定校として選ばれた。
文部科学省は、国際バカロレアの理念を生かしたカリキュラムづくりを行う学校を指定し、指導方法、評価方法などに関する調査研究を行うと発表。調査結果からモデルカリキュラムを構築することが目的だという。
文部科学省では、国際バカロレアのカリキュラムが、思考力・判断力・表現力などの育成や、課題発見・解決能力、論理的思考力、コミュニケーション能力など、重要能力・スキルの確実な習得を手助けするものと判断。
6月19日に行われた記者会見で平野博文部科学相は、海外の大学入学資格として世界的に展開されている「国際バカロレア(IB)」の日本語対応を推進することを発表した。グローバル人材育成の一環として、国内の学生に留学しやすい環境を作ることがねらいだ。