就職に役立つSNS、1位「Facebook」

 英会話のGabaは10月2日、「大学生・大学院生のSNS利用に関する調査」結果を発表した。就職活動に役立つと思うSNSは、6割以上の学生が「Facebook」を挙げ、2位の「Twitter」39.3%を大きく引き離した。

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  • 就職活動におけるSNS利用の理由や目的
 英会話のGabaは10月2日、「大学生・大学院生のSNS利用に関する調査」結果を発表した。就職活動に役立つと思うSNSは、6割以上の学生が「Facebook」を挙げ、2位の「Twitter」39.3%を大きく引き離した。

 同調査は、2012年9月13日~9月21日の9日間、就職活動経験者500名と就職活動未経験者500名の合計1,000名の大学生と大学院生を対象に日頃のSNS利用状況や就職活動でのSNS利用について、携帯電話によるインターネットリサーチを行った。

 現在利用しているSNSは、「Twitter」58.7%がもっとも多く、次いで「mixi」56.5%、「LINE」43.9%、「Facebook」42.5%、「Mobage」40.6%、「GREE」37.1%の順に多かった。

 これから流行ると思うSNSは、「Facebook」49.4%がもっとも多く、次いで「LINE」44.7%、「Twitter」38.2%、「Google+」12.5%の順に多かった。

 現在Facebookを利用している425名にFacebookの利用について聞いたところ、登録プロフィールについては「自分と認識できる最近の顔写真を載せている」は31.8%、学校の登録については「出身高校名を記載している」54.4%、「大学名を記載している」65.4%、「大学の学部・学科を記載している」31.3%という結果だった。

 また、学歴・職歴等の情報を基にした検索機能「コネクションサーチを使う」は3.3%で、就職活動経験者(現在就職活動中、または就職活動を終えた500名)でも5.0%にとどまった。

 就職活動に役に立つと思うSNSは、「Facebook」61.7%が最多で2位を大きく引き離し、「Twitter」39.3%、「LINE」10.6%、「mixi」10.6%が続いた。 また、就職活動経験者(現在就職活動中、または就職活動を終えた500名)に、実際に就職活動で利用したことがあるSNSについて聞いたところ、「Facebook」25.4%が最多で、「Twitter」21.6%が続いた。

 就職活動におけるSNS利用の理由や目的について、就職活動経験者のうち、就職活動においてSNSを利用したことがある207名の回答をみると、「志望企業の情報収集のため」55.1%が最多となり、「友人・知人が利用していたから」43.5%、「就活仲間との情報交換のため」38.2%、「志望企業で働く人の実態を探るため」30.0%、「就職活動に成功するためのノウハウを得るため」29.6%が続いた。また、「大学で利用を勧められたから」との回答も16.4%となっており、就活においてSNSの利用を勧めている大学もあるようだ。
《工藤めぐみ》

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