定住が条件、未返済の奨学金を全額免除する新制度…長野県生坂村

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 長野県生坂村は、大学などを卒業後、村内に定住した場合、未返済分を全額免除する奨学金制度を平成26年度から始める。継続した居住期間が8年(高校・短大は6年)以上などの条件があり、平成26年度は大学生2人、高校生1人を募集する。

 奨学金の返還滞納が社会問題となる中、若者の定住促進を目的に奨学金の一部を補助する自治体は出てきているが、未償還分の全額免除は珍しい試み。当初予算額は200万円を見込んでいる。

 貸与額は、入学一時金として短大・大学が20万円以内、高校・高専が10万円以内。月額の修学資金は、私立大学・短大の自宅外通学5万円以内、私立大学・短大の自宅通学と国公立大学・短大の自宅外通学4万円以内、国公立大学・短大の自宅通学3万円以内。高校・高専は、国公立1万5,000円以内、私立2万円以内となっている。

 対象は、「生坂中学校卒業」「成績優秀」「経済的な理由から修学が困難」「他の奨学金制度を受けていない」などの項目すべてに該当する人。奨学金は無利子で、貸与期間の3倍の期間内に償還する。

 最終の学校卒業後1年以内に就労・定住し、5年(高校・短大は4年)以上生坂村に居住する旨の誓約書を提出、償還遅延がなければ、返還額の一部を免除。さらに村内の居住期間が継続して満8年(高校・短大は6年)に達した場合、未償還全額を免除するという。
《奥山直美》

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