子どもを持つ条件…女性は「職場環境」、男性は「お金」

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今後、子どもを持つ場合の条件
  • 今後、子どもを持つ場合の条件
  • 理想の家族の住まい方
  • 祖父母の育児や家事の手助け
  • 子育てをする人にとっての地域の支えの重要性
  • 公共の場での子ども連れの親への手助けや話しかけ
 子どもを持つ条件として、女性は「働きながら子育てできる職場環境」、男性は「教育にお金があまりかからないこと」をもっとも重視することが、内閣府が実施した意識調査の結果から明らかになった。6月17日に公表した平成26年版「少子化社会対策白書」に盛り込まれている。

 調査は平成25年10、11月、全国の20~79歳の男女3,000人を対象に実施。調査員による個別面接聴取法で行い、1,639人から回答を得た。

 「今後、子どもを持つ場合の条件」をたずねた結果、全体では「働きながら子育てできる職場環境であること」がもっとも多い56.4%、次いで「教育にお金があまりかからないこと」51.9%、「健康上の問題がないこと」47.4%だった。男女別では、男性は「教育にお金があまりかからない」が54.6%で最多だったが、女性は「働きながら子育てできる職場環境」が62.0%に上った。

 多くの項目で、女性が男性の比率を上回っており、特に「配偶者の家事・育児への協力が得られること」は、男性26.8%に対し、女性48.9%と、2倍近くの差が出た。

 理想の家族の住まいについては、「祖父母と近居」が31.8%、「祖父母と同居」が20.6%と、半数以上が祖父母との「近居」や「同居」を理想としていた。男女別では、それぞれ自身の親との近居や同居を理想とする傾向がみられ、「父方の祖父母と近居」(夫の親)は男性21.2%、女性14.3%、「母方の祖父母と近居」(妻の親)は男性9.3%、女性18.7%だった。

 また、「子どもが小学校に入学するまでの間、祖父母が育児や家事の手助けをすることは望ましいか」という問いに対しては、「とてもそう思う」(46.9%)と「ややそう思う」(31.8%)を合わせて、8割近くが「望ましい」と考えていた。

 子育てに対する地域の支えの重要性については、「とてもそう思う」(57.1%)と「ややそう思う」(33.8%)をあわせて、9割以上が「重要」と回答。「街中や電車・バスなどの公共の場で、ベビーカーや子ども連れの親が困っている場面を見かけたら、手助けしたり、話しかけたりすると思うか」という質問にも、9割以上が「すると思う」と答えた。
《奥山直美》

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