【高校受験2016】北海道公立高校入試<数学>講評…やや易化

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2016年度 北海道公立 数学 講評
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 平成28(2016)年度北海道公立高校入学者選抜学力検査が3月3日に実施された。リセマムでは、道内で多数の学習塾を運営する練成会グループの協力を得て、学力検査の「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に公開する。

◆<数学>講評(練成会グループ提供)

 例年どおり大問数は5題。裁量問題(大問5)は昨年の配点が18点だったのに対し今年は21点とやや出題構成に変更があった。全体を通して基本問題から応用問題までバランスよく出題されている。そのため教科書レベルの基本問題を確実に得点できるかがポイントとなる。また2年連続で整数の性質に関する説明問題が出題された。

 図形単元からの出題が標準問題選択で60点中25点、裁量問題選択では昨年同様40点を占めている。裁量問題5問1は「円周角と三平方の定理」の融合問題の出題であった。問2は新傾向の「動点による面積の変化と関数のグラフ」に関する問題であったが、当てはまるグラフを選ぶ問題でもあり糸口は見つけやすかったと予想される。一方、問3(2)では「空間図形と確率」の融合問題で切り口の形をイメージする力が要求される問題となっている。

 総じて、得点しやすい問題と得点しづらい問題とにはっきり分かれており、また中間点として得点できる部分も多くあったので平均点はやや上がると予想される。

 対策としては、各単元の基本事項を完全に理解し、そのうえで問題集などを通して応用力を養成する必要がある。図形に関する問題が多い傾向は続いているので、証明や円周角・三平方の定理・空間図形などに関する問題も早いうちに着手することが大切である。融合問題など難度の高い問題の対応策としては、普段から全国の入試問題などに触れ、実際に問題の設定に沿った図やグラフを描くことで解法の糸口を探す訓練が不可欠となる。

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 このレポートは2016年3月3日に速報として練成会グループにより作成されたもの。

協力:練成会グループ
《工藤めぐみ》

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