熊本地震被災学生に支援金支給の動き…千葉大・上智大の対応

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 千葉大学と上智大学は5月26日、熊本地震で被災した学生や入学志願者に対し、生活支援金の給付など経済的支援を行うと発表した。大学独自の取組みで、千葉大学は1人25万円、上智大学は1か月5万円(自宅通学生は3万円)を給付する。

 熊本地震で被災した世帯や学生に対する経済的支援としては、日本学生支援機構(JASSO)が貸与型の「緊急・応急採用奨学金」、10万円を支給する「JASSO支援金」を実施。このほか、多くの大学で緊急経済支援策として授業料の免除や徴収猶予などの対応を行っている。

 千葉大学が新たに実施するのは、給付型の「熊本地震被災学生支援金」。熊本地震により、保証人(主たる生計維持者)の死亡、行方不明、失職、家屋の全半壊などで家計が急変し、修学の継続が困難となった学生を対象に経済的支援として、1人あたり25万円を給付する。返還は不要。教職員や卒業生、趣旨に賛同する篤志家、県内外の企業らの拠出による「千葉大学SEEDS基金」を財源とし、支援人数は「予算の範囲内」としている。

 一方、上智大学が実施するのは、熊本地震で被災した2017年度の入学志願者に対する経済的な特別措置。入学志願者本人や父母(家計支持者)の被災状況が甚大と判定した場合、入学検定料や入学金、授業料を免除。被害の状況に応じて、自宅外通学者には月額5万円、自宅通学生には月額3万円を生活支援金として給付する。授業料は、被害の状況に応じて、全額、半額、3分の1免除の区分を設ける。

 いずれも所定の申請書など必要な書類を期日までに提出し、対象者として審査で認められる必要がある。期日は、千葉大学は6月10日、上智大学は各入学試験の出願開始1週間前まで。詳細は各大学に確認のこと。
《奥山直美》

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