小学校の卒業式に人気のファッション、中学の制服や袴は?

 卒業シーズンを前にベネッセ教育情報サイトは3月6日、「小学生の卒業式ファッション」について調査結果を公表した。ブレザーやジャケットなど定番ファッションを支持する人が多く、女子は「ブレザー&スカート」、男子は「スーツ」がもっとも人気があった。

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卒業式・イメージ
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 卒業シーズンを前にベネッセ教育情報サイトは3月6日、「小学生の卒業式ファッション」について調査結果を公表した。ブレザーやジャケットなど定番ファッションを支持する人が多く、女子は「ブレザー&スカート」、男子は「スーツ」がもっとも人気があった。

 調査は、ベネッセ教育情報サイトが2016年11月28日~12月12日、中学生の子どもがいる保護者を対象に「Yahoo!クラウドソーシング」のWebアンケートにより実施した。有効回答数は1,317人。

 小学校の卒業式に子どもが着る服を決めた時期は、「1月より前」27%、「1月頃」23%、「2月頃」26%、「3月頃」13%など。1月までに決めた人が半数を占めた。保護者からは、「ギリギリだと種類が少なくなるので早めに決めた方がよい」という声が寄せられた一方、「数か月前にスーツを用意していたが、6年生の成長は凄まじく、ぴったりだったはずのスーツの袖がかなり短くなってしまっていた」と、早めの用意による失敗談もあったという。

 実際に子どもが小学校の卒業式に着たものでは、「ブレザー・ジャケット」26%、「スーツ」25%が多く、卒業式の定番ファッションに人気が集まった。このほか、「中学校の制服」19%、「ワンピース」9%、「普段通り」7%、「フォーマルなセーター・カーディガン」6%、「袴・和装」3%と続いた。

 男女別では、女子は「ブレザー」と「スカート」を組み合わせたスタイルがもっとも支持を集めた。ブレザーやジャケットは定番の紺色や黒色とし、スカートはチェック柄、プリーツ、フレアなど、子どもの好みに合わせて選ぶことができるようだ。

 男子は、「スーツ」が一番人気で、僅差で「ブレザー・ジャケット」が2位となった。男子の兄弟がいる家庭では、シンプルなスーツやブレザーなどを選び、兄弟で着回すことが多いという。

 「中学校の制服」については、学校や地域の風習として全員が着用するケースがあるほか、個人的に着るケースもあったという。また、卒業式に「袴」を着用する小学生も増えており、ジュニア向け袴のレンタル業者などを利用することもできる。ベネッセ教育情報サイトでは、レンタルは早めの予約が必要になるほか、着付けや髪型のセットにも費用がかかることを踏まえて検討するようアドバイスしている。

 卒業式の服を用意した手段では、「保護者が購入」が75%と圧倒的に多かった。このほか、「祖父母が購入」7%、「業者からレンタル」5%。「知り合いに借りた・もらった」5%、「兄や姉からのお下がり」3%。「1回しか着ないものなので」との理由から、「フリーマーケットで探した」「卒業後はリサイクルショップで売った」という声もあり、新規購入にこだわらない方法もあるという。
《奥山直美》

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