ICT活用で障がい児支援、全国4か所で事例紹介

 東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンク、ソフトバンクグループで教育事業を担うエデュアスは、ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2017~魔法の言葉~」の取組み事例などを紹介するセミナーを、7月~9月にかけ全国4か所で開催。

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 東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンク、ソフトバンクグループで教育事業を担うエデュアスは、ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2017~魔法の言葉~」の取組み事例などを紹介するセミナーを、7月から9月にかけ全国4か所で開催する。

 「魔法のプロジェクト2017~魔法の言葉~」は、障がい児の学習・生活支援を促進することを目的に、特別支援学校などにタブレットやロボットなどを一定期間無償で貸し出し、活用した具体的な事例を研究・公開する事例研究プロジェクト。2017年度の協力校は全国54校。特別支援学校、特別支援学級および通常学級に所属する児童・生徒などと教員・特別支援教育の分野で臨床研究を行う大学生または大学院生を2人1組にした66組に、計158台のタブレットやロボットなどを貸し出し、事例研究を行っている。

 今回のセミナーでは、「魔法のプロジェクト2017~魔法の言葉~」協力校の先生および、プロジェクトでの実績をもとに認定された、より質の高い支援を実践できる先生「魔法のティーチャー」が、タブレットやロボットの活用事例を発表する。さらに、東京大学先端科学技術研究センター・中邑賢龍教授による「障がいのある子どもたちが抱える学びや生活場面での困難を、ICT活用によりどのように解消できるか」をテーマにした講演も行われる予定。

 セミナーは、7月から9月にかけて東京・大分・大阪・沖縄の4か所で開催。対象は特別支援教育関係者や保護者のほか誰でも参加可能。参加費は無料で、各会場ごとに先着順で申込みを受け付ける。なお、申込みは「魔法のプロジェクト」Webサイトで6月22日から受付開始する。

◆「魔法のプロジェクト2017~魔法の言葉~」全国セミナー
対象:特別支援教育関係者・保護者をはじめ誰でも参加可
参加費:無料
申込方法:「魔法のプロジェクト」Webサイトから申し込む(先着順)
申込開始:2017年6月22日(木)より受付開始

【東京会場】
日時:2017年7月29日(土)13:00~16:00(受付開始12:30~)
会場:東京大学先端科学技術研究センター エネオスホール
定員:160名(先着順)
申込締切:2017年7月27日(木)9:00まで
【大分会場】
日時:2017年8月11日(金・祝)13:00~16:00(受付開始12:30~)
会場:大分県 県庁新館14階大会議室
定員:90名(先着順)
申込締切:2017年8月8日(火)9:00まで
【大阪会場】
日時:2017年8月27日(日)13:00~16:00(受付開始12:30~)
会場:大阪医科大学
定員:50名(先着順)
申込締切:2017年8月23日(水)9:00まで
【沖縄会場】
日時:2017年9月9日(土)13:00~16:00(受付開始12:30~)
会場:沖縄県立博物館・美術館 博物館講座室
定員:90名(先着順)
申込締切:2017年9月5日(火)9:00まで
《畑山望》

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