いじめ通報アプリ「Kids’ Sign」LINE上でサービス提供開始

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LINE上での相談窓口(イメージ)
  • LINE上での相談窓口(イメージ)
  • LINE上での通報窓口(イメージ)
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 インターネットモニタリングやソーシャルアプリサポートなどを行うアディッシュでネットいじめ対策事業を展開するスクールガーディアン事業部は、いじめ匿名通報アプリ「Kids' Sign(キッズサイン)」をLINE上でもサービス提供すると発表した。2018年1月中旬よりサービス開始予定。

 「Kids’ Sign」は、スマートフォンなどから匿名でいじめの通報ができるWebサービス。クローズドなコミュニケーションアプリやSNSなど、外から見えない場所で起こっているネットいじめについて匿名で通報を受け付け、これらの情報を学校や教育関係者に届けるサービスを2015年10月より実施している。

 文部科学省が発表した「平成28年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」では、いじめ認知件数が過去最多の約32万件にのぼり、いじめ問題への取組みが社会全体の早急な課題となっている。そのような中、政府が発表したいじめ再発防止策に関する対策の中にはSNSなどを活用した相談対応の強化が盛り込まれており、すでに一部の自治体ではLINEをいじめ相談や防止対策に活用するといった動きもみられている。

 「Kids’ Sign」は、2018年1月中旬のサービス開始にあたりLINE上に2つの窓口を設けるという。1つは通報と相談の双方を受付ける窓口。子どもの通報をアディッシュが開発したチャットボットツール「hitobo(ヒトボ)」が自動で応答・受け付けし(一次対応)、さらに自分の悩みを相談したい、話しを聞いてもらいたいといった子どもの希望にはLINE上で有資格の相談員が対応する。2つめは、友人のトラブルを学校へ知らせたいといった通報をLINE上で「hitobo」が受け付ける通報専用窓口だ。

 スクールガーディアン事業部では、子どもにとって特に身近なLINE上にいじめの通報や相談ができるシステムを構築することで、これまで以上に「伝えてみようかな」「伝えてみてもよいのでは?」と行動を起こすきかっけを提供し、いじめ問題の早期発見・解決を目指すねらいがある。相談窓口でも有資格者が対応することで、少しでも子どもの心に寄り添い悲惨な事件がなくなるよう、今後も取組みを拡大する予定だという。
《畑山望》

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