英検CBT、2018年度は8月から13都道府県で実施

 日本英語検定協会は2018年4月19日、2018年度から新方式となる「英検CBT」について、会場や検定料などの新情報を特設サイトに公開した。2018年度は8月を皮切りに全国13都道府県20会場で試験が行われる。検定料は5,800円~7,500円。

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 日本英語検定協会は2018年4月19日、2018年度から新方式となる「英検CBT」について、会場や検定料などの新情報を特設サイトに公開した。2018年度は8月を皮切りに全国13都道府県20会場で試験が行われる。検定料は5,800円~7,500円。

  英検CBT(Computer Based Testing)は、4技能を1日で測定し、コンピューターによる受験を可能にした英語検定試験で、「大学入試英語成績提供システム」にも採用されている。現行の英語CBTは、2017年度第3回をもって終了し、2018年8月から新方式として開始する。

 試験は、2018年8月から毎月1回実施され、年3回まで受験できる。2018年度の試験会場は、北海道、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県、沖縄県の13都道府県20か所。2019年度から全国展開を予定している。

 対象となる級は、2級、準2級、3級の3種類。検定料は、2級7,500円、準2級6,900円、3級5,800円。実施会場は、試験日によって異なり、詳細は決定次第、Webサイトで公表される。

 受験生は、試験会場でコンピューターの前に座り、ヘッドセットを装着。画面上の指示に従って「リーディング(読む)」「リスニング(聞く)」ではマウスをクリック、「ライティング(書く)」ではキーボードを入力して解答。「スピーキング(話す)」では、吹き込み形式で解答の音声を録音する。

 問題構成や取得できる資格、合格証書は、紙による通常の英検と同じ。合否に関わらず全受験者が4技能を受験し、4技能のCSEスコアを取得できるが、合否判定は通常の英検と同じく、「リーディング」「リスニング」「ライティング」のCSEスコアに基づき一次試験の合否を判定し、一次試験合格者のみ「スピーキング」のCSEスコアに基づき二次試験の合否を判定する。

 通常の英検と英検CBTは併願が可能。併願により、2018年度は英検3回、英検CBT2回の最大5回、2019年度は英検3回、英検CBT3回の最大6回まで受験することができる。
《奥山直美》

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