熱中症予防、H30年度「暑さ指数」提供開始…環境省

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熱中症予防情報サイト
  • 熱中症予防情報サイト
  • 暑さ指数を用いた運動に関する指針
  • 暑さ指数を用いた日常生活に関する指針
  • 熱中症の対処方法(応急処置)
 環境省は2018年4月20日、Webサイト「熱中症予防情報サイト」において、平成30年度(2018年度)夏季の暑さ指数(WBGT)の情報提供を開始した。暑さ指数の実測値や予測値を9月28日(予定)まで提供していく。熱中症の基礎知識や対処方法などの情報もある。

 暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防するため1954年にアメリカで提案された暑さの厳しさを示す指標。人体と外気の熱のやりとり(熱収支)に着目し、「気温」「湿度」「輻射熱」の3つを取り入れている。暑さ指数が28度(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加することから、日本スポーツ協会の「熱中症予防運動指針」、日本生気象学会の「日常生活における熱中症予防指針」など、国内でも熱中症予防の指標として用いられている。

 環境省では、気候変動やヒートアイランド現象の影響で、都市部を中心に暑熱環境が悪化し、熱中症の発生が数多く報告されていることから、平成18年度よりWebサイト「熱中症予防情報サイト」を設置。全国約840地点の暑さ指数の予測値と実況値、熱中症予防情報などを提供している。「熱中症予防情報サイト」は、パソコン、スマートフォン、携帯電話に対応しており、平成29年度は約1,250万件のアクセスがあったという。

 暑さ指数は、全国11地点の実測値を提供するほか、実測地点以外のエリアでは気象庁の資料をもとに予測値と現在の推計値(実況推定値)を独自に算出して掲載。予測値は、当日、翌日、翌々日の3時間ごとの数値を紹介しており、日時や地域を選ぶと詳細な情報を得ることができる。暑さ指数の予測値と実況値をメールで配信するメール配信サービス(無料)も行っている。

 5月8日正午時点の暑さ指数実測値は、那覇が25.2度ともっとも高く「警戒」レベルにある。「熱中症予防情報サイト」ではこのほか、「暑さ指数ランキング」「熱中症リスクカレンダー」「熱中症の対処方法(応急処置)」なども公開している。
《奥山直美》

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