有料学習サービス、7割の子どもは家計負担で「ためらい」

 家計負担を考え、有料学習サービスの利用をためらったことがある子どもは7割にのぼることが2018年9月11日、リクルートマーケティングパートナーズの調査結果から明らかになった。一方、保護者の9割以上は有料学習サービスを「相談されれば検討する」と考えていた。

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家計への負担を考え、学習サービスの利用をためらったことはあるか(ためらっていると感じたことはあるか)
  • 家計への負担を考え、学習サービスの利用をためらったことはあるか(ためらっていると感じたことはあるか)
  • 大学受験に向けて学習サービスを利用するにあたり、保護者に相談しにくくなる金額はいくらか(相談された際にいくら以上になると検討が難しくなるか)
  • 子どもと受験勉強にかかる費用についての相談を十分にしていると思うか
 家計負担を考え、有料学習サービスの利用をためらったことがある子どもは7割にのぼることが2018年9月11日、リクルートマーケティングパートナーズの調査結果から明らかになった。一方、保護者の9割以上は有料学習サービスを「相談されれば検討する」と考えていた。

 「学習サービスの価格意識に関するアンケート」は2018年6月19日~24日、リクルートマーケティングパートナーズが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」の有料会員のうち、進学を希望する現役高校生・高校既卒者268人、会員の保護者948人を対象に実施した。学習サービスは、塾、予備校、参考書、通信教材、オンライン学習などを指す。

 「家計への負担を考え、金額の高さで受験勉強のための学習サービスの利用をためらったことがある」と回答した子どもは70.1%。だが、保護者の42.9%は「子どもが家計への負担を考え、学習サービスの利用をためらっていると感じたことはない」と回答していた。保護者と子どもの意識には、13.0ポイントの開きがあった。

 「大学受験に向けて学習サービスを利用するにあたって、保護者に相談しにくくなる金額はいくらか」という質問に対しては、子どもは27.6%が「有料のサービスはすべて保護者に相談しにくい」と回答。保護者の経済的負担などを考えて、遠慮しがちな子どもの姿が垣間見見える結果となった。

 一方、「子どもから受験勉強のための学習サービスの利用を相談された際、いくら以上になると検討が難しくなるか」という質問で、「有料のサービスはすべて検討が難しい」とした保護者はわずか3.8%。残りの96.2%の保護者は、「相談されれば検討する」と考えていることがわかった。学習サービスの値段については、「月額1万円以上になると検討が難しい」と回答した保護者が25.5%ともっとも多かった。

 「受験勉強にかかる費用についての相談を子どもと十分にしているか」との問いでは、「そう思う」14.1%、「どちらかといえばそう思う」39.3%と、合わせて53.4%の保護者が「相談をしている」と答えた。
《奥山直美》

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