子どもだけの外出「ある」6割以上…防犯ブザー所持率は低い傾向

 6割以上の親が子どもだけで留守番・外出をさせることがあるが、放課後や休日における防犯ブザーの所持率は15%以下であることが、ALSOKの「小学生の子どもの防犯に関する意識調査」から明らかとなった。

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子どもだけで遊びに出かけることがあるか
  • 子どもだけで遊びに出かけることがあるか
  • あなたの小学生の子どもが夏休みに入るということに、不安はあるか
  • 子どもだけで留守番をすることがあるか
  • 子どもだけで留守番をさせる時に、どのようなことが不安か
  • 子どもだけで留守番をさせる時に、どのような対策をしているか
  • 子どもだけで出かける時に、どのようなことが不安か
  • 子どもだけで出かける時に、どのような対策をしているか
  • どのような場合・シーンに、防犯ブザー/GPS付き携帯電話を持たせているか、また持たせたいか
 6割以上の親が子どもだけで留守番・外出をさせることがあるが、放課後や休日における防犯ブザーの所持率は15%以下であることが、ALSOKの「小学生の子どもの防犯に関する意識調査」から明らかとなった。

 ALSOKの「小学生の子どもの防犯に関する意識調査」は、小学生の子どもを持つ共働きの男女(日本国内在住)500人を対象に実施。調査期間は、2019年7月23日~26日。

 小学生の夏休みの生活について、父親の52.4%、母親の73.6%が不安を感じている。子どもだけで留守番することの有無について、低学年で63.4%、中学年で79.1%、高学年で85.3%が「よくある」「たまにある」と回答した。

 子どもだけで留守番をさせるときの不安について、「誰かが訪ねてきたときの対応」64.4%がもっとも多く、ついで「ゲームや動画の見過ぎ」53.9%、「居空き(在宅中の侵入者)」48.5%が上位となった。また、低学年では、37.7%が「知らないうちに外出」をあげている。

 留守番時の防犯対策では、「誰かが訪ねてきたときの対応を話し合っておく」53.4%、「家に帰ったら戸締まりをするように約束しておく」46.9%、「外出するときは行き先を親に伝えるよう約束しておく」41.8%の順に多い。そのほか、「電話がかかってきたときの対応を話し合っておく」「カメラ付きインターホンを設置する」など、81.4%の家庭が何らかの対策をしていた。

 子どもだけで遊びに出かけることがあるかを聞くと、低学年で61.1%、中学年で80.3%、高学年で87.2%が「よくある」「たまにある」と回答。子どもだけで遊びに出かけることに関する不安は、「交通事故」89.6%がもっとも多く、ついで「けが」57.7%、「誘拐」53.5%だった。

 子どもだけで出かけるときの対策では、「知らない人についていかないと約束しておく」56.9%、「出かけるときは行き先を家族に伝えると約束しておく」55.1%、「信号や横断歩道など、交通ルールを守ることを約束しておく」47.1%が多い。

 そのほか、「登下校時」「繁華街やショッピングセンターへ行くとき」「お稽古事や塾に行くとき」など10のシーンについて、防犯ブザーやGPS付き携帯電話の所持状況を調査。防犯ブザーを持たせたい・持たせているシーンを聞いたところ、すべてのシーンで「持たせている」が「持たせたい」を下回り、親は必要だと感じているが実際には子どもが持ち歩いていない状況が明らかとなった。

 防犯ブザーを持たせているシーンは、「登下校時」49.6%が最多。しかし、放課後や休日に子どもだけで外出するシーンでは、7.2%~14.4%と低い割合となっている。放課後や休日に防犯ブザーを持たせていない理由について、52.0%が「防犯ブザーをランドセルにつけているから」と回答。「特に理由はない」という回答も30.0%を占めている。

 一方、GPS付き携帯電話を持たせているシーンは、「登下校時」で13.8%だったが、放課後や休日に子どもだけで外出するシーンでは、11.2%~20.0%となった。前回調査(2015年)との比較も行っており、防犯ブザーを持たせている割合は10のシーンのうち9つのシーンで低下し、GPS付き携帯電話を持たせている割合は9つのシーンで上昇した。ALSOKはこの結果について、「子どもに持たせるデバイスが、防犯ブザーから高機能な携帯電話にシフトしている」と分析した。
《黄金崎綾乃》

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