【大学受験2021】推薦選抜にオンライン面接など要請、文科省

 文部科学省は2020年5月14日、2021年度(令和3年度)大学入学者選抜の総合型選抜(AO入試)と学校推薦型選抜(推薦入試)について、オンラインによる面接やプレゼンテーションなど、多様な選抜方法の工夫や配慮を行うよう全国の大学などに要請した。

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 文部科学省は2020年5月14日、2021年度(令和3年度)大学入学者選抜の総合型選抜(AO入試)と学校推薦型選抜(推薦入試)について、オンラインによる面接やプレゼンテーションなど、多様な選抜方法の工夫や配慮を行うよう全国の大学などに要請した。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校が続く中、事態の重要性と緊急性を踏まえ、2021年度大学入学者選抜の総合型選抜と学校推薦型選抜において配慮してほしい事項を国公私立大学長、都道府県教育委員会教育長などに通知した。専門学校入学者選抜における配慮事項についても5月14日に通知を出している。

 各種のスポーツ・文化関係の行事、大会、資格・検定試験などが中止・延期・規模縮小されていることから、総合型選抜や学校推薦型選抜において、高校の部活動などの諸活動の実績、資格・検定試験などの成績を評価する際は、結果を記載できないことをもって入学志願者が不利益を被ることがないよう、評価の方法や重み付けなどに配慮するよう要請。「この間の個々の志願者の成果獲得に向けた努力のプロセスや入学を志願する大学で学ぼうとする意欲を多面的・総合的に評価すること」と記している。

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止に留意した多様な選抜方法の工夫を求め、具体例として、「ICTを活用したオンラインによる個別面接やプレゼンテーション、大学の授業へのオンライン参加とレポートの作成、実技動画の提出」「小論文等や入学後の学修計画書、大学入学希望理由書等の提出」をあげた。

 調査書については、「出席日数や特別活動の記録や指導上参考となる諸事項の記載が少ないことなどをもって、入学志願者が不利益を被ることがないようにすること」と記載した。

 募集要項の公表に際しては、今後の感染状況によって記載の選抜方法と異なる方法で実施することがあり得る場合はその旨を明記し、変更は早期に決定・通知することを求めた。

 大学入学者選抜実施要項では、個別学力検査などで課す教科・科目の変更などが入学志願者の準備に大きな影響を及ぼす場合は2年程度前の予告・公表を求める、いわゆる「2年前予告」があるが、新型コロナウイルス感染症対策という特別の事情に鑑み、総合型選抜と学校推薦型選抜で課す学力検査の教科・科目などを見直すことは可能と説明。変更する場合は、入学志願者への影響を十分考慮することとした。

 また、従来の方法と異なる選抜方法を検討している場合は、入学志願者が安心して準備できるよう、大学Webサイトなどを通じて検討状況などを随時発信し、変更は早期に決定・周知することも求めた。

 帰国子女入試や社会人入試、2020年度中に実施される4月以外の入学時期に係る大学入学者選抜、編入学試験、大学院入学者選抜についても準じるとした。
《奥山直美》

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