三菱自動車は、岡崎製作所(愛知県岡崎市)に続き、水島製作所(岡山県倉敷市)でもリモート工場見学授業を12月より開始する。リモート工場見学授業は、新型コロナウイルス感染症の影響で、社会科見学の実施が難しい小学校を支援するため、ウェブ会議システムを通じて、三菱自動車のクルマの開発の流れや生産の工夫、環境への取り組みなどを学ぶ45分間のプログラム。クイズや質疑応答の時間もあり、小学生たちが楽しんで学べるよう工夫を凝らしている。授業は小学校5年生の各クラス単位を対象に、2020年12月1日から2021年3月31日の平日(三菱自動車の休業日を除く)、1~6限目の各45分間(小学校での授業時間と調整)で実施する。三菱自動車では、新型コロナウイルス感染症の影響で一時中止していた、岡崎製作所・水島製作所両工場の実地での工場見学についても、小学校向けに限定し、感染対策をした上で再開している。また、本社でも、中学生向けの職業紹介のためのリモート企業訪問も計画するなど、引き続き、子どもたちが社会とつながりを感じられるよう学習支援に努めていく。
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