「デジタルメディアを学習で活用したい」小学生の母56.4%

 「子どもの学習にデジタルメディアを活用させたい」と考えている割合は、小学生の母親が56.4%、幼児の母親が50.0%であることが、ベネッセ教育総合研究所が2020年11月17日に発表した調査結果より明らかになった。

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子どものデジタルメディアの活用に対する母親の意識の変化
  • 子どものデジタルメディアの活用に対する母親の意識の変化
  • 2020年5月の勉強のようすや勉強方法
  • 以前(2020年1月ごろ)と比べて、生活習慣や学習習慣の変化
  • 2020年5月の平日1日あたりのデジタルメディアの平均使用時間
  • 2020年1月と比べて、平日1日あたりのデジタルメディアの使用時間の変化
 「子どもの学習にデジタルメディアを活用させたい」と考えている割合は、小学生の母親が56.4%、幼児の母親が50.0%であることが、ベネッセ教育総合研究所が2020年11月17日に発表した調査結果より明らかになった。

 幼児・小学生の生活に対する新型コロナウイルス感染症の影響調査は、1歳児(2018年度生まれ)~5歳児の幼児をもつ母親1,030人と、小学1年生~小学6年生の子どもをもつ母親1,236人の計2,266人を対象にインターネットで実施した。調査地域は全国、調査時期は2020年5月22日~5月24日。

 小学生の家庭での学習実態について、2020年1月ごろと比べて生活習慣や学習習慣が変化したか聞いたところ、休校中は「生活習慣が乱れるようになった」60.9%、「毎日勉強する習慣が乱れるようになった」52.0%と、母親の約5~6割が子どもの学習習慣や生活習慣が乱れていると感じていた。一方、「自分に合った勉強方法を工夫するようになった」30.1%や、「何がわかっていないか確かめながら勉強する」40.3%、「丸つけをした後に解き方や考え方を確かめる」46.6%と、工夫しながら勉強しているようすが見られた。

 小学生のデジタルメディア(パソコン、タブレット、スマートフォン)の活用実態について、2020年5月の平日1日あたりのデジタルメディアの平均使用時間を登校状況別に見ると、「動画を見る」通常登校49.3分・分散登校65.9分・休校63.7分、「ゲームをする」通常登校40.8分・分散登校53.9分・休校55.2分と、この2つがデジタルメディア使用時間の6割を占める。また、新型コロナ以前と比べて「増えた」と回答した割合が多いのは、「動画を見る」小学低学年66.9%・小学高学年72.7%、「ゲームをする」小学低学年48.6%・小学高学年59.6%だった。

 子どもがデジタルメディアを活用することについて、新型コロナウイルス流行以降のデジタルメディアへの意識の変化をみると、「子どもが家庭で学習するためのデジタル環境の整備を国や自治体に支援してほしい」幼児59.4%・小学生71.9%、「学校はデジタルメディアの活用(映像配信やオンライン授業を含む)を進めてほしい」小学生61.2%、「子どもの学習にデジタルメディアを活用させたい」幼児50.0%、小学生56.4%と、子どもの学習にデジタルメディアを活用したい母親が半数以上にのぼった。

 一方、「子どもの健康への影響が心配なので、デジタルメディアを使いたくない」幼児55.9%・小学生48.9%、「有害サイトへのアクセスが心配なので、デジタルメディアを使いたくない」幼児50.9%・小学生58.3%、「デジタルメディアでは子どもの学習状況が見えないので不安である」小学生58.7%、「子育てをデジタルメディアに頼ることに罪悪感がある」幼児56.9%・小学生41.8%と、心配する声もあがっている。
《工藤めぐみ》

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