東京都、都立文化施設や都立スポーツ施設を再開

 東京都は2021年5月31日、都立文化施設と都立スポーツ施設等の取扱いについて発表した。緊急事態宣言延長にともなう都の緊急事態措置として休館していた都立文化施設は6月1日から開館。都立スポーツ施設等は6月20日まで、利用時間等を制限したうえで使用を再開する。

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都立文化施設の状況
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 東京都は2021年5月31日、都立文化施設と都立スポーツ施設等の取扱いについて発表した。緊急事態宣言延長にともなう都の緊急事態措置として休館していた都立文化施設は6月1日から開館。都立スポーツ施設等は6月20日まで、利用時間等を制限したうえで使用を再開する。

 東京都は5月28日、緊急事態宣言延長にともない、6月1日から20日までの要請等をまとめた「新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等」を発表。博物館等の文化施設や運動施設については、人数上限や収容率等の規模要件等に沿った使用の要請等を行う施設としている。

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言延長にともなう東京都の緊急事態措置として休館していた都立文化施設は、6月1日から開館。東京都庭園美術館、東京都江戸東京博物館、江戸東京たてもの園等が、6月1日から営業を再開した。都立文化施設で開催する文化事業については、事前予約制を導入して実施する。

 都立スポーツ施設等については、緊急事態宣言等にともない、6月1日から20日までの使用は規模要件等の遵守を要請。団体による専用使用は、屋外スポーツ施設および屋内スポーツ施設の利用は午後8時までとし、上限人数5,000人かつ収容率50%以下を遵守してもらう。イベント開催時は午後9時までの利用となる他、分散して入退場を行う等、入場制限の徹底も要請している。また、関係スポーツ団体のガイドライン遵守、運動前後の会食自粛等も協力を呼びかけている。

 個人使用は、屋外スポーツ施設および屋内スポーツ施設の利用は午後8時まで。徹底した入場制限を実施し、感染防止策のさらなる強化を図る。また、団体による施設の専用使用の新規予約は、引き続き受付を中止。施設管理者が主催する事業等は、オンラインでの開催を除き、引き続き中止または延期とする。

 団体による専用使用の対象となるのは、駒沢オリンピック公園総合運動場、東京武道館、若洲海浜公園ヨット訓練所、東京都障害者総合スポーツセンター、東京都多摩障害者スポーツセンター、東京スタジアム(味の素スタジアム)フットサル施設(屋内)の6施設。味の素スタジアム、AGFフィールド、アミノバイタルフィールドは、東京2020組織委員会が2020大会開催に向けて仮設オーバーレイ工事等を実施しているため、利用できない。

 個人使用の対象は、駒沢オリンピック公園総合運動場(トレーニングルーム・弓道場・東京オリンピックメモリアルギャラリー)、東京武道館(第一武道場・第二武道場・弓道場・トレーニングルーム)、東京都障害者総合スポーツセンター(センター内すべてのスポーツ施設)、東京都多摩障害者スポーツセンター(同)の4施設となる。

 なお、都立文化施設、都立スポーツ施設とも詳細については、各施設Webサイトを確認すること。
《奥山直美》

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