東大生の就職先、院生1位「ソニー」学部生は?

 東大入試・受験対策情報を発信する河合塾の合格応援サイト「東大塾」は2021年10月15日、「東大生の就職状況2020年度」を発表した。学部生は楽天が前年度9位から今回1位となった。

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2020年度卒業・修了者 就職先上位一覧(学部卒業者・民間企業)
  • 2020年度卒業・修了者 就職先上位一覧(学部卒業者・民間企業)
  • 2020年度卒業・修了者 就職先上位一覧(学部卒業者・官公庁)
 東大入試・受験対策情報を発信する河合塾の合格応援サイト「東大塾」は2021年10月15日、「東大生の就職状況2020年度」を発表した。学部生は楽天が前年度9位から今回1位となった。

 東大生の就職状況は、東京大学新聞社が各学部・研究科への問合せをもとに2020年度卒業・修了者の就職状況を集計したデータを、許可を得て掲載している(東京大学新聞 第2966号)。2020年度卒業・修了者は2021年3月卒業・修了者以外にも、2020年9月卒業・修了者等を含む。

 学部卒業者の就職先企業(民間企業)は、1位「楽天」19人、2位「三菱商事」16人、3位「三菱UFJ銀行」15人。2019年度と2018年度にそれぞれ9位(11人)・10位(9人)だった楽天が、今回トップに躍進した。

 学部卒業者の官公庁への就職先は、1位「財務省」「総務省」各15人、3位「外務省」「経済産業省」各10人。総務省は2019年度に引き続いてのトップだが、財務省は2019年度に8人で6位だったところから人数を2倍近く増やした。

 大学院修了者の就職先企業(民間企業)は、1位「ソニー」43人、2位「アクセンチュア」33人、3位「日立製作所」28人。2019年度に続き2年連続でソニーが1位となった。2位のアクセンチュアは2017年度の、3位の日立製作所は2018年度の1位だった。

 大学院修了者の官公庁への就職先は、1位「経済産業省」12人、2位「国土交通省」10人、3位「外務省」8人。1位と2位は2019年度と順位が入れ替わった。

 なお、データは各学部・研究科への問合せをもとに作成しており、各学部・研究科に報告していない者や、就職を辞退した者等の人数が反映されていないため、実際の就職者数と異なる場合があるという。一部の学部・研究科では、進学者数が未公表になっている。

 東大塾ではこのほか、2022年度の東京大学入試情報として、合格最低点・平均点の推移や現役生占有率の推移、予想ボーダーライン、2021年度入試の結果分析等を掲載している。
《工藤めぐみ》

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