2022年最初の満月、地球からもっとも遠い「ウルフムーン」

 2022年1月18日は今年最初の満月で、2022年の中で地球からもっとも遠い満月「ウルフムーン」を見ることができる。満月になる時間は、8時48分。ウェザーニュースは、関東を含む太平洋側ほど晴れて、満月を楽しむことができそうと予想している。

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2022年1月18日地球からもっとも遠い満月「ウルフムーン」ウェザーニュース
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 2022年1月18日は今年最初の満月で、2022年の中で地球からもっとも遠い満月「ウルフムーン」を見ることができる。満月になる時間は、8時48分。ウェザーニュースは、関東を含む太平洋側ほど晴れて、満月を楽しむことができそうと予想している。

 ウルフムーンとは、アメリカの先住民が季節を把握するために「各月の満月」に名前を付けたもので、農事暦によると1月の満月は「WolfMoon(狼月)」と呼ばれている。その他、2月は「SnowMoon(雪月)」、3月は「WormMoon(芋虫月)」、4月は「PinkMoon(桃色月)」等、すべての月に名前が付いている。

 満月や新月のときに、月と地球との距離が異なるのは、月の軌道が太陽や地球等の重力の影響で、地球の周りを公転する軌道が楕円形になるため。

 1月18日は2022年中で、地球からもっとも遠い満月となるが、もっとも近い満月は、7月14日になる。今回の満月は、7月14日の満月と比べると、視直径が約11%小さく、面積は約21%少なくなるという。

 月は1月14日18時26分に地球からもっとも遠ざかる遠地点を通過し、18日8時48分に満月となる。満月のときの地心距離(地球の中心と天体の中心の間の距離)は、約40万1,000キロメートル、月の視直径(角度で表す天体の見かけの大きさ)は約29分47秒角となる。

 今年最初の満月は、1月18日8時48分、地球からもっとも遠い「ウルフムーン」となる。天気が良ければ、家族で観察してみてはいかがだろうか。
《川端珠紀》

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