【高校受験2023】徳島県公立高、育成型選抜の倍率(確定)徳島北2.16倍

 徳島県教育委員会は、2023年度(令和5年度)徳島県公立高等学校育成型・連携型選抜の確定出願状況・倍率を発表した。初の実施となった育成型選抜の平均倍率は1.02倍。学校・学科別では、名西(芸術・美術)2.25倍、徳島北(普通/国際英語)2.16倍等が高かった。

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令和5年度徳島県公立高等学校育成型選抜出願状況(1月25日16時現在)
  • 令和5年度徳島県公立高等学校育成型選抜出願状況(1月25日16時現在)
  • 令和5年度徳島県公立高等学校入学者選抜関係日程

 徳島県教育委員会は、2023年度(令和5年度)徳島県公立高等学校育成型・連携型選抜の確定出願状況・倍率を発表した。初の実施となった育成型選抜の平均倍率は1.02倍。学校・学科別では、名西(芸術・美術)2.25倍、徳島北(普通/国際英語)2.16倍等が高かった。

 徳島県公立高等学校入学者選抜は、2023年度入試から、これまでの特色選抜に替わり、育成型選抜(活動重視枠、実績重視枠)を導入。中学校での日常活動を重視して評価する「活動重視枠」と、中学校での実績を重視して評価する「実績重視枠」があり、すべての高校で育成型選抜を実施する。

 育成型・連携型選抜では、1月24日から25日午後1時まで出願を受け付け、25日午後4時現在の出願状況を発表した。育成型選抜の出願状況は、活動重視型が募集人員500人に対して出願者数が519人、実績重視型が募集人員294人に対して出願者数が293人。育成型選抜合計では、募集人員794人に対して出願者数812人、平均倍率は1.02倍となった。

 学校・学科別の倍率は、名西(芸術・美術)2.25倍がもっとも高く、徳島北(普通/国際英語)2.16倍、鳴門(普通)1.25倍、海部(普通/情報ビジネス/数理科学)1.24倍、徳島市立(普通)1.22倍と続いた。この他の学校は、城南(普通/応用数理)0.95倍、城東(普通)0.92倍、富岡東(普通/商業)1.11倍等。

 一方、連携型選抜は那賀と阿波西の2校で実施。出願者数は、那賀(普通)17人、那賀(森林クリエイト)1人、阿波西(普通)30人だった。

 今後、育成型・連携型選抜では2月2日に検査を実施。2月11日、簡易書留郵便によって選抜結果を通知する。一般選抜は、2月21日から22日に出願、2月28日から3月2日に志願変更を受け付け、3月7日と8日に検査、3月9日に追検査・追面接、3月15日に合格者発表を行う。

《奥山直美》

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