全国大会「ファースト・レゴリーグ」2/19…スポンサーも募集

 青少年科学技術振興会FIRST Japanは2023年2月19日、小中高生対象の「ファースト・レゴリーグ(FLL)」の全国大会「FLL2022-2023 Japan Championship」を東京大学本郷キャンパスで開催する。見学無料、事前登録制。サポーター・スポンサーも募集。

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FLL2022-2023 Japan Championship
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 青少年科学技術振興会FIRST Japanは2023年2月19日、小中高生対象の「ファースト・レゴリーグ(FLL)」の全国大会「FLL2022-2023 Japan Championship」を東京大学本郷キャンパスで開催する。見学無料、事前登録制。サポーター・スポンサーも募集。

 「FLL」は、6歳~16歳を対象にした非営利の国際ロボット・STEAM競技会。世界110か国で開催されている。子供たちに科学や技術、工学分野への興味や関心を喚起させること、次世代のリーダー人材の育成を目的に、米国NPO団体「FIRST」とデンマークのレゴ社が1998年に開始した。日本では、FIRST Japanが日本のSTEAM教育の振興、科学の素養をもった将来の国際リーダー育成を目的に、2004年から毎年開催している。

 19回目となる今大会は、3年ぶりに会場での対面形式で行う。東京・横浜・名古屋・大阪・福岡の予選大会を勝ち上がったFLL Challengeが40チーム(小学4年~高校1年)とFLL Exploreが12チーム(小学1年~3年)の合計52チームが出場する。上位入賞チームは、アメリカ(4月)、モロッコ(5月)、オーストラリア(6月)で開催される世界大会に、日本代表チームとして選出される。

 「FLL」の競技は、「プレゼンテーション」と「ロボットゲーム」で構成され、「社会課題の解決を目指す探究プロジェクト活動」になっている。今大会は「SDGsの17の目標」に親和性のある「未来のエネルギー」がテーマ。地球温暖化を踏まえ、これからの世界におけるエネルギーのあり方を提案する。

 プレゼンテーション競技の1つ「イノベーション・プロジェクト」部門では、テーマをチームで探求しその解決策をプレゼンテーションする。「ロボットゲーム」では、フィールド上に設置された15のミッションを、チームで製作したレゴのロボットで制限時間内にいくつクリアできるかを競いあう。

 数か月にわたるチーム活動は、創造力、論理的思考力、プレゼンテーション、コーディング、ロボット工学、チームワーク等幅広いスキルや社会性を育むことができる。STEAM学習の実践になることから、欧米ではSTEAM教育プログラムとしても高く評価され、多くの学校でSTEAMの授業のカリキュラムとして導入されているという。

 全国大会では、見学会を予定している。事前登録制。当日は検温、マスク着用が必須。また、世界大会の開催に先立ち、日本におけるSTEAM教育の振興、次世代を担う人材育成に支援するスポンサー企業・団体・個人サポーターを募集する。スポンサーの期間は世界大会が終了する7月末日まで。いずれも申込みはWebサイトより受け付ける。

◆FIRST LEGO League 2022-2023 Japan Championship(全国大会)
「SUPERPOWERED(未来のエネルギー)」
日程:2023年2月19日(日)
会場:東京大学本郷キャンパス
開催形式:対面形式、一部オンライン配信あり
参加チーム数:FLL Challenge40チーム(小学4年~高校1年)、FLL Explore12チーム(小学1年~3年)
<大会見学会>
料金:無料
申込方法:Webサイトから申し込む
※事前登録制、当日の検温・マスク着用は必須


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《大田芳恵》

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