ニフティは、子供向けサイトのニフティキッズで「マスク着用」に関するアンケート調査を実施し、2023年3月30日に結果を公開した。学校では特にマスクを外した顔を見られることに抵抗がある子供たちが多いことがわかった。
調査は、2023年3月6日から3月19日、インターネットにて実施した。対象は、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者で、1,328人から回答を得た。マスクの着用が個人の判断に任せられることについては賛成派と反対派に意見が分かれている。
マスクの着用が自己判断になった後の新学期、「学校でマスクをつける予定」と回答した人は68％で、「周りのようすを見て決める」という人は27％だった。学校でマスクをつける理由の1位は「素顔を見せたくないから」35％で、「コロナが心配だから」20％、「花粉症だから」18％と続く。花粉症だから、と回答した人に花粉が飛ばない季節になったらマスクを外すか尋ねると、「外す」と答えた人は41％だった。
学校以外の普段の生活で「マスクをつける予定」と回答した人は61％で、「周りのようすを見て決める」という人は29％だった。マスクをつける理由の1位は「素顔を見せたくないから」25％。小中学生別では、小学生では22％、中学生では35％となっており、年齢が上がるにつれ周りの目が気になるのかもしれない。学校生活での結果と同様、花粉が飛ばない季節になってもマスクを外さない予定の人が多いようだ。
マスクが外せるようになった今、したいことを尋ねると、「みんなで向き合って給食を食べたい」「スポーツ！今まで苦しかったから…」「みんなでマスクを取って写真を撮りたい」「昔みたいに、声出しライブや県をまたぐ移動がしたい」「買っても使えなかったリップを塗りたい」等、子供たちそれぞれの楽しみなことが集まった一方、「特にない」「マスクを外したくない」という声も多数寄せられている。
