中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」は2023年6月6日～13日、メルマガ会員で中学受験を目指す子供をもつ保護者53名を対象に、「夏休みの過ごし方」をテーマとしたアンケートを実施した。夏休みの宿題に関わらない親はいないことが明らかとなった。
アクセラレーテッドラーニングジャパンの運営する中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」は、2023年6月6日から13日の期間、かしこい塾の使い方メルマガ会員で中学受験を目指す子供をもつ保護者53名を対象に「夏休みの過ごし方」をテーマとしたアンケート調査を実施した。
「夏休みに旅行やお出かけの予定はありますか？」というアンケートでは、「ある」が59%、「ない」が22%、「未定」が19%、という結果となった。これについて、主任相談員の辻義夫氏は、将来への種まきとして、子供が低学年のうちは、季節ごとにさまざまな経験をさせてあげてほしいとコメントしている。
「夏休みの宿題のどんな点について親が関わりますか？（複数可）」というアンケートでは、「進捗管理」がもっとも多く85％、「スケジュール管理」が71％、「自由研究や作品づくりの一部または全部」が49％、「問題集の一部または全部」が19％、「すべて関わる」が14％、「調べ物の基礎データ調べ」が11％、「宿題はない」が1％、「まったく関わらない」は0％という結果となった。
スケジュール管理では、塾の夏期講習の日程は過密スケジュールのため、家庭学習では意図的に余白を作るイメージで予定を立てると良いという。辻義夫氏は、4教科のうちいくつかを選び、短時間ずつテンポ良く学習をするなど、工夫することを推奨している。
「理科の自由研究をするとしたら、何をテーマに選びますか？（複数可）」では、「実験観察」がもっとも多く63％、「自然観察」が28％、「自然採取」が16％、「その他」が11％という結果となった。辻義夫氏によると、毎日コツコツ型の子供には、月の満ち欠け記録観察などが向いているという。一方、短期集中タイプの子供には、流星群の観測などを勧めている。
