児童館利用の子供の声、頻出ワード1位「遊び」

 児童健全育成推進財団は、児童館を利用する子供たちの想いや願い、つぶやきの声を発信する「じどうかん こどもDo(ど)まんなか キャンペーン」を2023年12月31日まで実施している。10月31日時点での集計報告によると、頻出ワード1位は「遊び」。

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「子どもの声」頻出ワードランキング
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 児童健全育成推進財団は、児童館を利用する子供たちの想いや願い、つぶやきの声を発信する「じどうかん こどもDo(ど)まんなか キャンペーン」を2023年12月31日まで実施している。10月31日時点での集計報告によると、頻出ワード1位は「遊び」。

 今回発表された子供の声「じどうかん発! こどもの声4347☆」は、2023年7月25日~12月31日の期間、児童健全育成推進財団により実施されている「じどうかん こどもDo(ど)まんなか キャンペーン」の1つ。児童館を利用する子供の声を集計し、傾向を把握することを目的に、全国に約4,350か所ある児童館の利用者(乳幼児、小学生、中高生世代)を対象に実施。各児童館職員が利用者の子供にメッセージを書いてもらい、写真撮影したデータを集計した。集計期間は7月25日~10月31日。

 集計結果によると、子供たちからもっとも多く出たキーワードは「遊び」。「児童館でバスケットの大会がしたい(7才・北海道)」「児童館でもっと一輪車をやりたい(6才・東京都)」など、「遊び」で子供たちの健全育成を図る児童館であるからこそ、遊びに関する希望が多くあげられたようだ。

 第2位は「友達」で、友達がたくさんほしい、友達に優しくしたいなど、友人関係を大事にする声が寄せられた。第3位は「サッカー」で、近年のサッカー人気の影響か、サッカーで日本代表になりたい、サッカーゴールをつくってほしいなど、サッカーに関する関心が高まっているようすがみられた。

 世代別では、小学生は、友達といっぱい遊びたいなどの声が多く、中高生になると、優しい保育士になる、制服登校をなくそうなど、具体的な将来の夢や学校への要望など、より現実をとらえている声が多く寄せられた。

 全体の傾向としては、家族と海外に行きたい、などの個人的な願いから、宿題をなくしてほしいなど、学校への要望、戦争が起きないようになど社会への想いなど、さまざまな視点がみられた。

 児童健全育成推進財団は、多くの子供が将来の夢や自分のしてみたいことを自由に表現していたことから、子供が気兼ねなく発言できる安心できる居場所として児童館が機能していることが明らかになった。

 「子供の声」頻出ワードランキングは、以下のとおり。

◆じどうかん発! こどもの声4347☆ 頻出ワードランキング
1位「遊び」
2位「友達」
3位「サッカー」
4位「ゲーム」
5位「プール」
6位「おもちゃ」
7位「宿題」
8位「夏休み」
9位「楽しい」
10位「けん玉」
11位「学校」
12位「仲良く」
13位「ダンス」
14位「卓球」
15位「工作」
16位「野球」
17位「勉強」
18位「動物」
19位「絵」
20位「一輪車」

《木村 薫》

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