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TOEIC S&W国別平均スコア、日本はSpeaking114点で世界19位

 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2024年7月31日、2023年の世界におけるTOEIC Speaking & Writing Tests受験者のバックグラウンドアンケートの結果を発表した。日本の平均スコアはSpeakingが114点で世界19位、Writingが129点で世界18位となった。

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TOEIC Speaking & Writing Tests 国・地域別平均スコア(2023年)
  • TOEIC Speaking & Writing Tests 国・地域別平均スコア(2023年)
  • レポート「2023 Report on Test Takers Worldwide : TOEIC Speaking & Writing Tests」表紙

 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2024年7月31日、2023年の世界におけるTOEIC Speaking & Writing Tests受験者のバックグラウンドアンケートの結果を発表した。日本の平均スコアはSpeakingが114点で世界19位、Writingが129点で世界18位となった。

 TOEIC Speaking & Writing Tests(TOEIC S&W)は、日常生活やグローバルビジネスにおける生きたコミュニケーションに必要な“英語で話す・書く能力”を測定するテスト。バックグラウンドアンケートは、テスト開発機関であるETSが、2023年の全受験者を対象に実施。アンケートの回答から、受験者のバックグラウンドやTOEIC S&Wのスコア、英語能力の向上に影響する要因を調査している。

 2023年の国・地域別平均スコア(最高点200点)は、TOEIC Speakingが1位「ドイツ」161点、2位「フィリピン」157点、3位「イタリア」148点、4位「コロンビア」147点、5位「フランス」145点、6位「ブラジル」と「コスタリカ」各144点、8位「台湾」143点、9位「メキシコ」139点、10位「オランダ」137点。

 TOEIC Writingは1位「フィリピン」171点、2位「ドイツ」167点、3位「ブラジル」161点、4位「フランス」160点、5位「オランダ」159点、6位「スペイン」157点、7位「コロンビア」と「メキシコ」「台湾」各156点、10位「ベトナム」152点。

 日本はTOEIC Speakingが114点で世界19位、TOEIC Writingが129点で世界18位となった。

 TOEIC Speakingの受験者は全体的に男性の割合が高く、中国、チリ、シンガポール、インドネシアは6割以上、日本は53%を男性が占めている。一方、TOEIC Writingの受験者は男性(48%)よりも女性(52%)の方が多く、ブラジル、香港、米国で6割以上を占めた。就業状況はいずれのテストも「フルタイム勤務者」がもっとも多い。

 受験目的として多くあがったのは「就職活動のため」と「昇進・昇格のため」。調査時点の学歴は大学卒(学士取得)または大学在学中が多く、韓国、フィリピン、日本などで高い割合となった。

◆2023年TOEIC Speaking国・地域別平均スコア
1位「ドイツ」161点
2位「フィリピン」157点
3位「イタリア」148点
4位「コロンビア」147点
5位「フランス」145点
6位「ブラジル」と「コスタリカ」各144点
8位「台湾」143点
9位「メキシコ」139点
10位「オランダ」137点

◆2023年TOEIC Writing国・地域別平均スコア
1位「フィリピン」171点
2位「ドイツ」167点
3位「ブラジル」161点
4位「フランス」160点
5位「オランダ」159点
6位「スペイン」157点
7位「コロンビア」と「メキシコ」「台湾」各156点
10位「ベトナム」152点

《川端珠紀》

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