子どもの嫌いな野菜、「ピーマン」「しいたけ」をしのぐ1位とは?

 カゴメは8月29日、「子どもの野菜の好き嫌いに関する調査」の結果を公開した。

生活・健康
子どもの野菜の好き嫌い
  • 子どもの野菜の好き嫌い
  • 子どもの野菜の好き嫌いと、母親の野菜の好き嫌いとの関係
  • 子どもの好きな野菜(10位まで)
  • 子どもが食べてくれない野菜(10位まで)
  • 子どもに食べてもらいたい野菜(10位まで)
  • 子どもの野菜の好き嫌いを直したいと思うか
  • 子どもの野菜の好き嫌いを直したい理由
  • 子どもの好き嫌いを直すためにどのような方法を試しているか
 カゴメは8月29日、「子どもの野菜の好き嫌いに関する調査」の結果を公開した。

 同調査は8月31日の「野菜の日」を前に、子どもの野菜の好き嫌いの実態や、母親の意識、好き嫌いを直すための取組について明らかにすることが目的。調査期間は8月3日〜5日、全国の3歳から中学生の子どもを持つ母親800名を対象に、インターネット調査を実施した。

 子どもに野菜の好き嫌いが「ある」と答えたのは全体の60.8%。母親の野菜の好き嫌いと子どもの好き嫌いを照らし合わせたところ、母親が子どもの頃から野菜の好き嫌いがある場合は、子どもの野菜の好き嫌いが「ある」は73.1%と全体を上回り、母親の野菜の嗜好が子どもにも影響を与えている傾向が伺える。

 子どもの好きな野菜を複数回答で聞いてみたところ、1位は「とうもろこし」、2位は「じゃがいも」、3位は「えだまめ」など、甘みの強い野菜が上位となった。一方、嫌いな野菜は1位「なす」、2位「ピーマン」「しいたけ」、3位「水菜」となった。また、これだけは子どもに食べてもらいたい野菜(単一回答)では、「ほうれんそう」「トマト」「ピーマン」が上位となった。

 子どもの好き嫌いを直したいと思う母親は75.4%で、理由は「栄養バランスが気になる」(81.5%)、「食べられないものがあるとかわいそう」(37.8%)となっている。

 子どもの好き嫌いを直すための工夫としては、「味付けや調理を工夫」(66.7%)がもっとも多く、具体的な方法としては特に「味付け」(70.1%)を工夫している人が多かった。その工夫は成功したと感じている母親は全体の半数以下で42.4%。また、47.5%の母親が「料理が苦手・嫌い」「時間がない」などの理由で、好き嫌いをなくす工夫を手間と感じているようだ。

 子どもの好き嫌いについて「誰にも相談しない」母親は35.9%。また、好き嫌いを直すためにいくらまで払えるかという質問には、「0円」が45.7%でもっとも多く、全体での平均は919円となった。
《前田 有香》

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