21時以降のスマホ・ケータイ禁止、愛知県刈谷市の小中学校

 若者によるスマートフォンの長時間利用などが問題視される中、愛知県刈谷市では、小中学生に午後9時以降、スマートフォンや携帯電話を使わせないよう、保護者に対する働きかけを始めた。強制力はないものの、全市を挙げた新しい取組みとして注目されそうだ。

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 若者によるスマートフォンの長時間利用が問題視される中、愛知県刈谷市では、小中学生に午後9時以降、スマートフォンや携帯電話を使わせないよう、保護者に対する働きかけを始めた。強制力はないものの、全市を挙げた新しい取組みとして注目されそうだ。

 小中学校の校長らが組織する「刈谷市児童生徒愛護会」と保護者らによる「刈谷市立学校・幼稚園PTA連絡協議会」が、市内すべてにあたる15小学校と6中学校に連名で依頼。「必要ない携帯電話・スマートフォンを持たせない」「フィルタリングを使う」「午後9時以降は使わせない」の3点について、保護者への協力を呼びかけた。

 学校現場では、以前から携帯電話やスマートフォンの持ち込みが禁止されているが、家庭での使い方まではほとんど踏み込んでこなかった。刈谷市によると、市内の中学生による携帯電話・スマートフォンの所有率は6割弱。LINEなどですぐに返信しなければ、「既読スルー」などと批判されるため、夜遅くまでスマートフォンを手放せない中学生の実態なども報告されているという。

 学校によってはすでに保護者への協力要請を始めているほか、4月のPTA総会などで議題にする予定の学校もある。同市では、「夜遅くまでスマートフォンや携帯電話を使用していては、学習や生活も乱れてしまう。家庭でのルール作りのきっかけになれば」としている。
《奥山直美》

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