東工大、アクティブラーニングで学生の学習満足度が大きく向上

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学生はスマートデバイスを使って解答、正解者は登壇して解説役を務める
  • 学生はスマートデバイスを使って解答、正解者は登壇して解説役を務める
  • 学生の満足度などに関する調査結果
 東京工業大学は工学部電気電子工学科の授業で、インフォテリアのモバイル向けコンテンツ管理(MCM)システム「Handbook」を採用し、学生個人のスマートデバイスを活用した「アクティブラーニング」を実現することで、学生の学習満足度が大きく向上したという。

 1881年に開校した同大は、「2030年までに世界トップ10に入る理工系総合大学になる」を目標に掲げ、さまざまな教育改革に取り組んでいる。その取組みの1つとして、電気電子工学科の2014年前期「電気機器学」の授業で、学生が能動的に参加する学習形式「アクティブラーニング」の新たな試みを行うべく「Handbook(ハンドブック)」を採用した。

 授業では、Handbookの特長の1つである「小テスト機能」を活用し、授業終了後に学生のスマートフォンに宿題を配信。次回講義までの間にもっとも早く宿題に正解した学生に、次回の授業で模範解答の解説を依頼するという形式を導入した。その結果、プレゼン用の資料を準備してくるなど、積極的に取り組む学生が増加。さらに受講している他の学生へ好影響を生む相乗効果が生まれたという。

 また、授業や宿題に関する「フィードバック」もHandbookの「アンケート機能」を活用して収集し、教員と学生による双方向のコミュニケーションも実現した。

 大学が実施した学生へのアンケートによると、電気機器学に対する学生の評価は大きく上昇。特に「わかりやすさ」「興味喚起への工夫」といった項目が前年より大きく伸びており、満足度が明らかに高まっている。

 この成果を踏まえ、東京工業大学電気電子工学科では、他の授業にもHandbookを活用した「アクティブラーニング」の取組みを順次展開していくことを予定している。
《工藤めぐみ》

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