1月17日、18日の2日間にわたり開催されたセンター試験の予想平均点速報をベネッセ・駿台および河合塾が公開している。文系の予想平均点は、ベネッセ・駿台が563点、河合塾が523点。理系は、ベネッセ・駿台が574点、河合塾が577点としている。 ベネッセ・駿台が公開しているのは、データネット実行委員会が実施した問題分析と、駿台予備校在学生の一部のデータを加味した予想平均点。文系5教科8科目、900点満点予想平均点は563点となっている。2014年度の平均点は532点だったため、31点の増加となっている。 理系5教科7科目、900点満点予想平均点は574点。理系教科・科目の平均点も2014年度の568点を上回る予想となっている。 河合塾の予想平均点は、5教科7科目文系型(900点満点)が523点、5教科7科目理系型(900点満点)が577点、5教科6科目型(800点満点)が496点となっている。 教科・科目別に前年度と比較すると、国語をベネッセ・駿台が121点、河合塾が123点とし、前年の98.67点を上回った。そのほか、理科(2)の物理Iも、ベネッセ・駿台が76点、河合塾が73点と、前年の61.64点を上回った。 その一方で、数学(2)の旧数学II・数学Bをベネッセ・駿台は63点、河合塾は49点と予想。前年度は53.94点となっており、予備校によって予想点が異なっている。 なお、ベネッセ・駿台は文系を5教科8科目(900点満点)、河合塾は5教科7科目(900点満点)と科目数に違いがあるが、ベネッセ・駿台は理科基礎を2科目としてカウントしているためで、900点満点に違いはない。