【台風18号】宮城県にも大雨特別警報、仙台市などで臨時休校

 宮城県に大雨特別警報が発表されたことを受け、仙台市は9月11日、市立の小中学校や高校など193校を臨時休業とした。宮城県でも県立の高校や中学校、特別支援学校1を臨時休校とすることを決めた。

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 宮城県に大雨特別警報が発表されたことを受け、仙台市は9月11日、市立の小中学校や高校など193校を臨時休業とした。宮城県でも県立の高校や中学校、特別支援学校を臨時休校とすることを決めた。

 台風18号から変わった温帯低気圧と日本の東を北上する台風17号の影響から、東北地方を中心に湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている。

 気象庁では栃木県と茨城県に続き9月11日、宮城県にも大雨特別警報を発表した。これまでに経験したことのないような大雨により、土砂崩れや浸水、河川の増水や氾濫による重大な災害が発生してもおかしくない「重大な危険が差し迫った異常事態」として、最大級の警戒を呼びかけている。

 仙台市では、園児・児童・生徒の安全確保のため、仙台市立の小学校123校、中学校63校、幼稚園1園、特別支援学校1校、高校4校、中等教育学校1校について、9月11日を臨時休校とすることを決定した。

 宮城県でも県立高校65校、県立中学校2校、特別支援学校19校について、9月11日を臨時休校とした。

 気象庁の11 日4時25分発表によると、東北地方では太平洋側を中心に広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨となっている。降り始めからの総雨量が、観測史上1位の値を更新している地点も多くあり、さらに増える見込みとされている。今後も広い範囲で大雨が続く恐れがあり、厳重な警戒が必要とされている。
《奥山直美》

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