【中学受験の塾選び】日能研の特徴と費用、塾選びのポイント(2016年度版)

教育・受験 小学生

日能研
  • 日能研
  • 日能研の6年間とステージ制
 中学受験に向けた塾選びの参考に、大手人気塾6校(サピックス小学部・日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚・栄光ゼミナール・浜学園)の特徴と費用を紹介する。今回は日能研について見ていこう。また、日能研がどういうお子さんに向いているかといった塾選びのポイントを中学受験 個別指導のSS-1に聞いた。

◆塾の指導方針

 日能研では「未来への学び」をコンセプトに、「子どもたちと共につくる、高等教育へつながる学び。持続可能な未来をつくる学び、そのもの」を大切にしている。子どもたちが自分の学びを自分でつくり、仲間たちと共にやり取りしながら、じっくりと、そしてしっかりと育てていくことが大切であると考えている。

◆指導の特徴

 成長していく子どもたちが、それぞれの時期に大切にしたい学び方で学べるように、小学生の6年間を、3年生までの「低学年の学び」、4~5年生前期の「系統学習」、6年生後期の「合格力育成」の大きく3つに分けている。

 3年生よりステージ制がスタート。3年生の「出会う」ステージI、4年生前期の「親しむ」ステージII、4年生後期~5年生前期の「広げる」ステージIII、5年生後期~6年生前期の「深める」ステージIV、6年生後期の「鍛える」ステージVと、各ステージに分けて取り組んでいる。

◆クラス分けと1クラスの人数

 塾に入るときに入塾テストを行うほか、4・5年生は2か月に1回、6年生は毎月クラス分けを実施。1クラスは約25名で編成している。

◆年間にかかる費用

 4科(Wコース)の場合、4年生は約450,000円、5年生は約650,000円、6年生は約1,080,000円。なお、費用には、講習会受講料、テスト費用、授業中に配付するテキスト・プリント等の教材費、冷暖房費等がすべて含まれる。別途、入会金21,600円がかかる。

◆通塾の頻度と時間帯

・4年生:(本科教室)週2回 70分×4コマ/週
・5年生:(本科教室)週3回 70分×6コマ/週
・6年生:(本科教室・2~7月)70分×9コマ/週、合格力完成教室(9~11月)、合格力ファイナル(12~1月)

◆授業以外のフォロー

 中学入試動向や入試問題分析など入試情報を提供する「講演会」、さまざまな私学の先生に直接質問ができる「私学フェア」、日能研の教室で私学の先生が学校を紹介する「私学のナカミを知る会」などを開催している。

 教室では定期的に「保護者会」を開催し、時期に応じて必要な学習・受験情報を伝えるほか、保護者の疑問・質問に答え、保護者同士でお話しできる「懇談会」、希望により随時行う「個別面談」などがある。

◆保護者の負担

 5年生までは特にお弁当は不要。6年生は食事や軽食がとれる休み時間を設けており、6年生の約7~8割がお弁当などを持参している。

◆塾選びのポイント(SS-1国語科講師 原潤平先生)

 日能研は、3年生の「ステージI」~6年生の「ステージV」までのらせん型学習。その中でも、5年生2月からの「ステージIII」~6年生7月までの「ステージIV」は受験学習の中核をなす内容だ。大手塾の中では演習量は少なめだが、授業内容は論理・考察がメインになるので、深い理解力が養われる。

 授業やテキストにおいて、「なぜ、その解法になるのか」という理論や考察を中心に学習が行われる。そのため、解法を習得するだけでなく、根本から理解することに喜びを感じる子にとっては魅力的な学習環境。また、6年生までは、学習ペースが比較的遅いため、他塾のペースについていくことが難しい子にとっても適した学習環境だ。

 6年生になると、日曜特訓が入ったり、補助教材が増えたりと学習ペースが急に速くなる。その際、テスト対策・宿題・テスト直しなどに手が回らなくなる子が少なくない。志望校合格から逆算して、必要な問題と必要ではない問題を取捨選択するなど、保護者が効率的な学習をサポートしてあげる必要がある。また、6年生での演習量を想定して、5年生のうちから、家庭で演習量を増やしていくのも良いだろう。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)