「伊豆半島」ユネスコ世界ジオパーク認定

 文部科学省は2018年4月18日、フランス・パリで4月3日から17日までに開催された第204回ユネスコ執行委員会にて、「伊豆半島」がユネスコ世界ジオパークとして認定されたことをWebサイトに公表した。

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文部科学省 伊豆半島のユネスコ世界ジオパークへの登録について
  • 文部科学省 伊豆半島のユネスコ世界ジオパークへの登録について
  • ユネスコ世界ジオパークについて 日本国内のユネスコ世界ジオパーク(9か所) 画像出典:日本ジオパーク委員会「伊豆半島」のユネスコ世界ジオパーク新規認定について
  • 日本ジオパーク委員会
 文部科学省は2018年4月18日、フランス・パリで4月4日から17日まで開催された第204回ユネスコ執行委員会にて、「伊豆半島」がユネスコ世界ジオパークとして認定されたことをWebサイトに公表した。11か国13地域が新たに認定され、ユネスコ世界ジオパークは合計38か国140地域になった。

 「伊豆半島ジオパーク」の構成自治体は、静岡県の沼津市、熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町、清水町、長泉町の7市8町。現在も続くフィリピン海プレートの沈み込みの影響で、半島周辺はふたつの活動的火山弧が集中する、世界で唯一の場所だという。

 日本におけるジオパークの認定機関である日本ジオパーク委員会によると、「伊豆半島」は日本国内で9番目のユネスコ世界ジオパーク。新たに加わった伊豆半島のほか、日本国内では「アポイ岳」「洞爺湖有珠山」「糸魚川」「山陰海岸」「隠岐」「室戸」「島原半島」「阿蘇」の8か所がユネスコ世界ジオパークに認定されている。
《佐藤亜希》

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