Google「ファミリー リンク」日本公開、子どものアプリ利用を管理

 Google Japan Blogは2018年4月26日、保護者がAndroid端末の利用方法を管理する機能「ファミリー リンク(Family Link)」の提供を日本でスタートすると発表した。子どものアプリダウンロードや利用を管理でき、利用時間の制限や「おやすみ時間」を設定できる。

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Google「ファミリー リンク」
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  • Google「ファミリー リンク」  Google Playストアからダウンロードするアプリを確認し、承認もしくはブロックできる 画像出典:Google Japan Blog 2018年4月26日木曜日
 Google Japan Blogは2018年4月26日、保護者がAndroid端末の利用方法を管理する機能「ファミリー リンク(Family Link)」の提供を日本でスタートしたと発表した。2017年にアメリカで開始されたサービス。子どものアプリダウンロードや利用を管理でき、利用時間の制限や「おやすみ時間」を設定できる。

 アプリ「ファミリー リンク」のおもな機能は3つ。1つめは、子どもの利用アプリを管理できる機能。子どもがGoogle Playストアからダウンロードするアプリを許可もしくはブロックできる。2つめは、利用時間を制限する機能。週・月ごとのアクティビティレポートで子どものアプリ利用時間を確認し、端末の1日あたりの利用時間上限を設けることができる。3つめは、寝る時間や休憩時間になったら、子どもの端末をリモートロックできる「おやすみ時間」を設定する機能だ。

 利用に必要なのは、Android 7.0(Nougat)以降を搭載した子ども用のAndroid端末およびGoogleアカウントと、保護者用のAndroid端末もしくはiPhoneとGoogleアカウント。2018年4月26日現在、対象地域は日本を含めアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど11か国。日本の場合、13歳未満のユーザーがGoogleアカウントを作成するには保護者の同意が必要。

 Googleは「ファミリー リンク」公開によせ「ご家族へのアドバイス」も掲載。子どもが安全にインターネットを利用できるよう、保護者ができることを紹介している。
《佐藤亜希》

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