横浜市立大、学費請求書70件を作業ミスで誤送付

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  • 誤送付および個人情報の漏えい件数(4月24日15時30分時点)
 横浜市立大学は平成30年4月24日、学費請求書の誤送付により、個人情報の漏えいがあったと公表した。新入生情報の入力処理ミスが原因。同日時点で、70件の誤送付が判明しており、このうち2件が間違った宛先に届き、個人情報が漏えいしたという。

 横浜市立大学によると、4月16日に学生の保証人に学費請求書を発送。4月20日午後に郵便局から宛先不明で返送された学費請求書について確認した結果、4月1日にアップロードした新入生の個人データのうち、学部生70人分の学費請求書先住所が、前年度の学部生と大学院生の1年生(現2年生)のものであることが判明した。

 その後、誤送付先に対し、お詫びと送付の有無確認、回収依頼の電話連絡を開始。4月20日夕方に「宛名に心当たりのない郵便物が届いた」という問い合わせが2件入ったという。漏えいした個人情報は、保証人氏名、学籍番号、学生氏名。

 誤送付が判明した70件のうち、郵便局から宛先不明で返送されたものは37件、間違った宛先に届いて大学に連絡があったものは2件。残り31件は、未回収となっており、送付物の回収に努めている。

 横浜市立大学では、間違った氏名で届く可能性のある誤送付先にお詫び文と回収のための返信用封筒を4月23日に発送。4月24日午後3時半時点で、該当する70名中68人に電話で謝罪と説明を行ったという。また、本来送付すべき住所の保証人にも電話で謝罪と説明を行うとともに学費請求書をあらためて発送している。

 新入生情報の教務電算システムの入力処理は、入学手続き時に提出された資料から委託業者がデータ化し、大学教育推進課職員がアップロードしている。今回のミスは、アップロード作業でデータの作成漏れや更新項目のずれがないよう、前年度のデータをコピーして上書きする際、学費請求先住所の項目更新を一部失念したことが原因だという。

 横浜市立大学では、「本学に関係する方々および市民の皆様の信頼を損ねる事態となり、誠に申し訳ございませんでした」とコメント。今後は再発防止策として、個人情報の登録用アップロードデータを作成する際は、前年度データへの上書きではなく、一度データを空にして作成し、複数の担当者でチェックを行うなど、手順を見直す。
《奥山直美》

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