eスポーツ、全国高校選手権大会を初開催…PC無償貸出も

 毎日新聞社とサードウェーブは2018年7月9日、全国の高校生を対象に「全国高校eスポーツ選手権」を開催すると発表した。「eスポーツ部 発足支援プログラム」として、大会にエントリーする高校にゲーミングパソコンの3年間無償貸出も行う。

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 毎日新聞社とサードウェーブは2018年7月9日、全国の高校生を対象に「全国高校eスポーツ選手権」を開催すると発表した。「eスポーツ部 発足支援プログラム」として、大会にエントリーする高校にゲーミングパソコンの3年間無償貸出も行う。

 「eスポーツ」とは、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉で、「エレクトロニック・スポーツ」の略。コンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技としてとらえる際に用いる名称だ。

 毎日新聞社とサードウェーブでは、世界的な「eスポーツ」ムーブメントを日本にも広く浸透させ、新時代を象徴する新しい文化として発展させていこうと、共同プロジェクトをスタート。第1弾として、2018年度に「第1回全国高校eスポーツ選手権」を開催する。

 また、「第1回全国高校eスポーツ選手権」とあわせて、サードウェーブは「eスポーツ部 発足支援プログラム」として2018年度、大会エントリーを条件にゲーミングパソコン「GALLERIA」を先着100校の申込校に3年間無償でレンタルすることを発表した。対象は高校と高等専門学校。貸出上限は最大5台。高校の部活動における機器導入を容易にし、eスポーツを楽しむ高校生の裾野拡大を後押しする。

 大会の参加資格は、日本在住の高校生・高等専門学校生・定時制高校生・通信制高校生(15~18歳)で、同じ高校からチームを組んで参加できる生徒。参加無料。2018年9月から12月上旬にエントリーを受け付け、12月下旬にインターネット上でオンライン予選、2019年3月下旬に東京都内の会場でオフライン決勝を実施する予定。

 毎日新聞社とサードウェーブでは、大会をきっかけに同好会や部活動を作ってeスポーツを楽しむ高校生が増え、日本の新しい文化として定着・発展していくことを期待しているという。

 「全国高校eスポーツ選手権」のエントリー方法や「eスポーツ部 発足支援プログラム」の申込方法など、最新情報は大会公式Twitterを通して発表される。

◆第1回全国高校 eスポーツ選手権
対象:日本在住の高校生、高等専門学校生、定時制高校生、通信制高校生(15~18歳)
参加費:無料
開催時期(予定):
・2018年9月~12月上旬 エントリー受付
・2018年12月下旬 オンライン予選
・2019年3月下旬 オフライン決勝

◆eスポーツ部 発足支援プログラム
名称:<高校限定>ゲーミングPC特別レンタルプラン(3年間)
対象:高等学校、高等専門学校
貸出期間:3年間
料金:無償
定数:先着申込100校
貸出上限:最大5台
貸出PC:
【デスクトップ】GALLERIA GAMEMASTER(Core i7/メモリ16GB/SSD240GB + HDD1TB/GeForce1060 3GB)
※24インチワイドディスプレイ付属
【ノートブック】GALLERIA GCF1060TGF-E(Core i7/メモリ8GB/SSD250GB + HDD1TB/GeForce1060 6GB)
《奥山直美》

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